ハフポ、新編集長就任でどう変わる? 英文による海外配信を強化へ
「ザ・ハフィントン・ポスト日本版」(ハフポ)が創刊から1年で、飛躍へ向けた布陣へと切り替わる。軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」の東京特派員を務め、東洋経済オンラインへも多数の記事を寄稿していたジャーナリストの高橋浩祐氏が、9月8日付でハフポ新編集長に就任したのだ。
個人的な理由での退任
同社は米AOL傘下のザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループが51%、朝日新聞社が49%出資する合弁会社。2013年5月7日のサービス開始から1年強で1300万ユニークユーザーを誇るサイトへと成長した。
9月2日には広告会社・広告主向けの説明会を行ったばかり。米本社幹部も招いた上でのイベントをきっちりと実施したうえでの編集長交代となったわけだ。
松浦茂樹前編集長は「この度、退任を決意した理由は、端的にいえば次の新しいチャレンジをしたいと思ったからに他なりません。個人的な理由での退任となり、大変なご迷惑をおかけしましたことをお詫びするとともに、門出に際して快く送り出してくださった関係各位には感謝しきれません」とコメントしている。