中国アリババ、IPOで最大211億ドル調達へ テクノロジー系では過去最大の調達規模

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 9月5日、中国のアリババ・グループ・ホールディングがIPOの仮条件レンジを1米国預託株式当たり60━66ドルに設定する見込みであることが米SECへの提出書類で明らかになった。写真は4月23日、中国の杭州郊外で(2014年 ロイター/Chance Chan)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング[IPO-BABA.N]は、新規株式公開(IPO)の仮条件レンジを1米国預託株式(ADS)当たり60━66ドルに設定する見込みだ。米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかにした。

調達額は最大約211億ドルになる見通しで、米国市場に上場するテクノロジー企業としては過去最大となる。

アリババは、今後数日に開催するロードショーを経て、最終的なIPO価格を決定する。

アリババはADS3億2010万株のうち、1億2310万株を売却する。

仮条件レンジの上限におけるアリババの企業価値は1626億9000万ドル。一部のアナリストは約2000億ドルに達するとの見方を示していたが、これには届かなかった。

関係筋によると、同社は8日の週に上場を予定している。

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