米株急反落、139ドル安の1万6429ドルに

ウクライナ情勢めぐる不安高まる

8月5日、米国株式市場は急反落。ダウ平均株価は140ドル近く値下がりした。ニューヨーク証券取引所で4日撮影(2014年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日の米国株式市場は急反落。ダウ平均株価は140ドル近く値下がりした。ウクライナ情勢をめぐる不安が高まり、売りにつながった。

ダウ工業株30種<.DJI>は139.81ドル(0.84%)安の1万6429.47ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は31.05ポイント(0.71%)安の4352.84。

S&P総合500種<.SPX>は18.78ポイント(0.97%)安の1920.21。

全般に軟調な展開だったが、ロシア軍部隊がウクライナ国境沿いに集結しているとの報道で午後に売りが加速。S&P500種は10のセクター別指数がすべてマイナス圏となった。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、マーク・ルスキーニ氏は「明らかに相場は調整局面が近いとの見方が以前からコンセンサスになっており、地合いは急変しやすくなっていた」と述べた。

予想を上回る6月米製造業新規受注や8年半ぶりの高水準となった7月ISM非製造業指数など強めの指標は相場を下支えした。

エネルギー株は原油安を背景に全体的に下げがきつかった。ロシアなど産油国の政情不安は通常は原油価格を押し上げるが、この日は需給面に注目が集まった形。石油・ガスのパイオニア・ナチュラル・リソーシズ は5.6%安で終わった。

ディスカウントストア大手ターゲットは、5─7月期利益見通しの下方修正が重しになり4.4%下げた。

液晶機器・鉱物結晶のGTアドバンスト・テクノロジーズ は、通期実質利益見通しのレンジの下限を引き上げたことが好感されて6.7%急進した。

ニューヨーク証券取引所は下げ銘柄数2.6に対して上げ銘柄数が1、ナスダックは下げ1.39に対して上げが1。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、すべての米取引所の合算出来高は約62億株で、5日間平均の67億株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

     終値         16429.47(‐139.81)

前営業日終値    16569.28(+ 75.91)

ナスダック総合<.IXIC>

     終値         4352.84(‐31.05)

前営業日終値    4383.89(+31.25)

S&P総合500種<.SPX>

     終値         1920.21(‐18.78)

前営業日終値    1938.99(+13.84)

 

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