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キャリア・教育

東大生は、今でも絶望的なほど保守的だ 冨山和彦氏に聞く「起業家を増やす処方箋」

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――DeNA(ディー・エヌ・エー)やグリーなどが人気と聞いていますけど。

そういうところも、ちょっとは増えてきているけど、大宗においては全然そうではない。だから、いい兆候と、未だにクソっていう兆候が混在しているのが現状でしょう。

――どのあたりがクソなのでしょうか。

文系の就職先トップ3社がメガバンク3社なんですよ。

――なるほど。理系はどこが人気なのでしょうか。

理系は1位が日立。

――日立復権ということですね。

要するに、その程度なんですよ、日本のエリート学生のベンチャースピリットは。だからやっぱり教育ですね。教育が根本的に変わっていない。ひょっとすると東京大学の入学試験のところから問題があるのかもしれない。

――生徒が新興の企業に行きたいと思っても、ゼミの先生が「日立に行け」と言うのでは? 昔からの繋がりもあるため、そこは簡単には変わらないようにも思います。

いやいや。必ずしもそうでもないですよ。だって今時、ゼミの先生にそこまでの指導力はない。

東大生は意外なほど保守的

――日立には博士がたくさんいて埋もれてしまうから面白くないと思いますが・・・。うーん、それでも行きたいと思うのでしょうか。

いや思うんですよ。意外なほど保守的なんです。あるいは、まあとりあえずは大企業、ってなっちゃうわけです。

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