あなたの年金、おトクですか?

年金は、いつから、いくらもらえるのか

年金の受け取り額を増やすには、いったいどうすればいいのか(撮影:今井康一)

60歳を越え、職業人生活からリタイアすると、きちんと保険料を払ってきた人なら、性別や職業を問わず、ほぼ全員が年金を受け取るようになる。高齢者世帯では、所得の約7割を年金から得ているという統計もある。そんな身近で不可欠な存在でありながら、いざ自分が受け取る段にならないと、年金のことを真剣に考えようともしないのが人の常でもある。

年金の世界は正直取っつきにくい。「加給年金」「在職老齢年金」に「特例水準」。独特の専門用語が飛び交い、その仕組みは複雑で、素人にはチンプンカンプンである。もう少し仕組みをシンプルに、わかりやすいものにできないか、イライラしてくるほどだ。さらに、若い世代だと、自分が年をとったときに満足な年金を受け取れるのか、漠然と将来が不安だと感じている人も多いだろう。

ねんきん定期便、ねんきんネットで身近に

しかし、2009年に登場した「ねんきん定期便」、2011年にスタートした「ねんきんネット」によって、複雑怪奇な年金の世界も随分とわかりやすくなった。少なくとも、自分がこれまでどのくらいの保険料を支払い、年金をいつから、いくら受け取れるのか、最低限の情報は簡単にわかるようになった。

ねんきん定期便は、基本的に毎年ハガキ形式で送付され、さらに、節目の年齢である35歳と45歳、59歳の人には、封書で詳細な記録が送られてくる。ねんきんネットでは、年金見込額も試算できる。

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