「トランプ暴露本」で本当に困っている人は誰か 「ボルトンから身内の姪まで」4冊読んでみた

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ここから先はおなじみ競馬コーナーだ。

7月25日からは、札幌と新潟が主戦場となる。週末のメインレースとなるアイビスサマーダッシュ(G3、26日の新潟競馬場11R)は、広い新潟競馬場を活かした「千直」(1000メートル)のコース。まっすぐなコースを走るのだが、お馬さんはかならず右側によれて走る。従って外枠の馬が有利になる。夏の風物詩というべきレースで、これを得意とする馬や騎手が居たりする。

アイビスの軸はライオンボス、菜々子騎乗馬は「危険」

「千直の鬼」といえばライオンボスで、今年は連覇を狙う。断然の1番人気だが、7枠13番と外枠に入ったので、さすがに連は外さないだろう。

だったらここは相手探し。まずは順当にジョーカナチャン、次に叩き良化型のダイメイプリンセス、「千直男」西田雄一郎騎手が騎乗するモンペルデュ、それから8枠のクールティアラの4頭に流してみよう。

先日のCBC賞で大復活を遂げたラブカンプーも気になる存在で、しかも「もう一人の千直マイスター」こと藤田菜七子騎手が騎乗する。

しかし1枠2番を引いたことと、斥量の5キロ増を考えると難しいか。テレビユー福島賞で目が覚めるような勝ち方をしたアユツリオヤジと併せて、「危険な人気馬」認定としておこう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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