訂正:米ヤフー第1四半期は小幅増収、ディスプレー広告部門持ち直す 第1四半期はディスプレー広告部門が持ち直す
[サンフランシスコ 15日 ロイター] - 米インターネット検索大手ヤフー<YHOO.O>が15日発表した第1・四半期決算は、これまで不振が続いていたディスプレー広告部門が持ち直したことで、若干の増収となった。
メリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)は最悪の時期が過ぎ、業績の伸びは緩やかではあるものの、安定する時期に入ったとの見方を示した。
ヤフーは第2・四半期の売上高(トラフィック獲得コスト除く)が10億6000万─11億ドルになるとの見通しを示した。市場予想は約10億8000万ドル。
中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが大幅増収となったことが発表され、ヤフーの株価は急上昇。ヤフーはアリババの株式24%を保有する。
関連ウェブサイトへの手数料支払いを除く売上高は10億8700万ドルとなり、前年同期の10億7400万ドルから小幅増加した。
トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は、調整済みの売上高が10億7700万ドルだった。
ディスプレー広告部門の売上高(関連サイトへの手数料支払い除く)は4億0900万ドル(訂正)。前年同期比で2%のわずかな増収を確保した。この部門は減収が数四半期続いていた。
純利益は3億1160万ドル(1株当たり0.29ドル)。特別項目を除く1株利益は0.38ドルだった。
ヤフーがIR情報としてウェブサイトに掲載したところによると、アリババの2013年第4・四半期決算は売上高が30億6000万ドルで、前年同期比66%増加した。
*15日付で配信した記事で英文の訂正により7段落目のディスプレー広告部門の売上高を4億5300万ドルから4億0900万ドルに訂正します。
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