「ウイスキー派」に教えたい英語での注文のコツ 英語で頼もう!「水割り」「ハイボール」

✎ 1〜 ✎ 65 ✎ 66 ✎ 67 ✎ 最新
拡大
縮小

これらを組み合わせて、注文するときのラインをいくつか例で見てみましょう。

I’ll have a Macallan 18 years neat, with a water back. (マッカラン18年をストレートで、水(チェイサー)と一緒にください)
I’d like a Maker’s 46 on the rocks and a soda back. (メーカーズ・マーク46のロックと炭酸水(チェイサー)をいただけますか
Hibiki Japanese Harmony and soda, please. (響ジャパニーズハーモニーをハイボールで)
Bushmills 16 years neat, and water on the side, please. (ブッシュミルズ16年のストレートと、水(チェイサー)をください)

I’ll haveI’d likeI wantなど、「~をください」という表現はどんな言い方でも構いません。いちばんシンプルなのは、-----, please.でしょう。バーやカジュアルなレストランなら、そんなに気取らなくてもいいので、pleaseだけ言えれば十分です。高級レストランなどであれば、I’d like~とちょっとかしこまってもいいかもしれませんね。

「はい、チーズ!」ではなくて

何の銘柄があるのかわからないときや、どれを頼めばよいかわからないときには、店員に質問しましょう。

Which single malts do you have? (シングルモルトは何がありますか)
Do you have any recommendation for a nice Scotch? (おすすめのいいスコッチは何かありますか)
Do you have any Japanese whiskies? (ジャパニーズウイスキーはありますか)

 

シングルモルトにブレンディッド、生産国のくくりに、スコッチならアイラやスペイサイドなどの地域のくくり、さらに年数やら特別な樽で寝かせたものなど、ウイスキーにはいろいろな種類があります。

ウイスキーを飲み始めたばかりのころには、What do you have? (何があるんですか)と聞いても、そもそもあまりウイスキーの名前を知らなかったので、結局Er… the first one. (えーと……いちばん初めのやつで)みたいなことも筆者はよくありました。

そういえば、イギリス留学中にブラジルやコロンビア、チリなどの中南米の留学生と一緒に遊ぶことがよくあったのですが、彼らは写真を撮るときにWhisky! と声をかけるんですよね。Say cheese! (はい、チーズ!)と同じで、「イー」という母音で、笑顔にさせる効果なのでしょう。どうもラテンアメリカの一部の国での習慣のようです。どの国の生徒が使っていたのかまでは、もう記憶が定かではありませんが。

皆さんもこれからは「チーズ」の代わりに「ウイスキー」と言ってみてはどうでしょう。個人的には、口で言うだけでなく、タピオカドリンクのようにウイスキーを「片手ドリンク」しながら撮影できたらもっといいのですけれど(もはやただの酔っ払い写真)……。でも、それなら筆者は満面の笑み間違いなしです。

次ページウイスキーの語源は「命の水」
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT