なぜ飼い犬に手をかまれるのか 動物たちの言い分 日高敏隆著

なぜ飼い犬に手をかまれるのか 動物たちの言い分 日高敏隆著

幼い頃からの生きもの好きが高じて、そのまま昆虫学者・動物行動学者になった著者が、生き物に関するさまざまな疑問、驚きの生態などをつづったエッセイ集。

たとえば、巣の中で大きな口を開けているヒナ鳥たちに、親鳥はどうして確実に餌を与えられるのか。それはヒナの口の形が、黄色い菱形をしているから。同じような形の模型でも親鳥は餌を与えるという。手足をなくし体を細く進化させた蛇は、内臓も独特。肺も腎臓も左側に片方だけ。その肺は体全体にわたって細く延び、二つ分の働きをしているという。

ほかに、地球温暖化問題などにも触れられているが、人間も他の動物と同レベルで論じているところが面白い。

PHPサイエンス・ワールド新書 861円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。