インド女子は、ネット販売に夢中。 日本で伸び悩む、あの分野が大人気!

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
拡大
縮小
電通の若きクリエーター、三浦北斗。
独特の切り口で、あたらしい時代のクリエーティブを目指す彼は、会社の人材交流プロジェクトによって、突然、電通インド支社で3カ月働くことに。現地から、人、仕事、遊び事情を、ライブ感たっぷりでお届けするインド滞在記。
( ブログ「まいにちインド」は、こちら

 

超高所得者と超低所得者の住居が入り混じるムンバイ

デリーの少し南にあるグルガオンという新興都市から移動して、

2014年はインド南部にあるムンバイという街にやってきた。

ここは1年を通して暖かく、冬でもデリーのような寒さにはならない。

目の前にはアラビア海が広がり、海風も吹くため視界は良好だ。

映画産業が盛んで、以前の名前ボンベイからボリウッドとも呼ばれる。

映画『スラムドッグ$ミリオネア』の舞台になったスラム街も実在するが、

総工費870億円の世界長者番付に入る実業家の家もあり、

超高所得者と超低所得者の住居が隣り合わせに入り交じる街並みである。

そのせいだろうか、個人的にはデリーよりも都会的な印象を受けた。

恋人たちが語り合うマリンドライブ

 

 

 

 

 

 

この街には2012年のM&Aにより電通のグループ会社となった

Taprootという30人ほどの広告クリエーティブの会社がある。

彼らは、インド国内で非常に高い評価を得ているのはもちろん、

カンヌ広告祭やニューヨークOne Showといった国際広告賞、

アジア最大の広告祭と言われているアドフェストでは、

昨年、エージェンシーオブザイヤーに輝いた精鋭部隊だ。

ムンバイに来た理由は、このTaprootで1カ月働く機会をもらったからだ。

さっそくデスクを与えられ、新しい作品の試写や撮影同行などが始まった。 

2階建ての小さな民家のような建物

 

 

 

 

  

次ページインド女子は買い物をする時間がない
関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT