野菜が壊れる 新留勝行著

野菜が壊れる 新留勝行著

野菜、果物、穀物そして肉や卵、乳製品など農畜産物に異変が起こっている。本来含まれているはずの栄養素は激減し、人体に有害と思われる物質が含まれる。化学肥料・農薬による「慣行栽培」によって壊れた土、野菜、穀物が「ふつう」になり、家畜や加工食品を連鎖的に壊しているのだ。たとえば化学肥料による硝酸態窒素、カリウムの過剰摂取。農薬は国別面積当たり平均使用量がOECD平均の6倍のトップということも意外に知られていない。

もともと野菜・果物は変色したり腐ったりカビたりしない。常温ではしなびていくだけ。農薬・化学肥料を使い続ければ加速度的に農業の荒廃が進むと、熊本県在住の農業研究者が警鐘を鳴らす。

集英社新書 735円

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