就活、激変! 成績を問う企業が続出する理由

12月から始まる就活では、成績が重要になる

これまで就活ではほとんど見向きもされなかった、大学の成績。この12月から始まる就活から、エントリー時に成績表の提出を求め、エントリーシートに並ぶ重要資料として活用を始める大企業が現れるという。企業の狙いは何なのか。大学生にはどのような影響が出るのか。数回にわたり、実態をレポートする。
変わる就活への対応はできているか? (撮影:今井 康一)

久しぶりの連載再開です。この連載では、第1~3回で、日本の大学生が勉強しない理由を解説し、その処方箋を紹介しました。

うれしいことに多くの方に読んでいただき、たくさんのご意見をいただいたのですが、その中に、私が第3回で提案した処方箋が「具体的でない」「理想論だ」というご指摘がありました。

確かにあの時点では、それは理想論に映ったかもしれません。水面下ではさまざまな動きがあったのですが、多くの企業の利害関係が交錯していたため、ご紹介できないでいたのです。

あれから半年、事態は大きく動きました。日本を代表する多くの大企業が今回の提案に賛同していただき、大学生の成績を採用の参考にする流れが生まれています。今の大学3年生が今年の12月に開始する就職活動(2015年採用)から、変化は始まります。そしてこの変化は加速度的に進み、ほんの数年で、就職活動を激変させるでしょう。

変化の方向性は明確です。

多くの企業が、採用において、大学の学業における取り組みに着目するようになる。

どういうことか、詳しく解説していきましょう。

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