ホンリョンと組む三井ガーデンホテルの狙い

過熱中の東京ホテル戦争にニューフェイスが登場

開放感を重視した客室はグループ客にも対応可能

マリオット、アンダーズ、アマン……。相次ぐ外資系ホテルの参戦で過熱する“東京ホテル戦争”に、また1社、新しい顔ぶれが加わる。

三井不動産は10月16日、シンガポールに拠点を置くホンリョングループと手を組み、中央区銀座5丁目に宿泊主体型のホテルを開発すると発表した。ホテルの名称は両社のブランドを冠し、「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」となる。客室数は329。開業時期は2015年の初頭を予定している。

「観光」と「外国人」に照準

ターゲットはズバリ、観光目的客と訪日外国人だ。東京エリアの三井ガーデンホテルにおける宿泊客の比率を見てみると、個人観光の客は12年4~9月の26.4%から13年4~9月には35.5%まで増加。外国人宿泊客も同じ時期の比較で14.9%から23.4%まで拡大している。東京五輪の開催もあって、さらなる伸びしろが見込める、この2タイプの宿泊客に的を絞った。

晴海通り沿いの一等地で利便性を訴求

客室設計や立地戦略も、こうしたターゲットを念頭に置いている。客室の平均面積は約23平方メートルで、天井高も3メートルを確保した。すべての客室を2人以上で宿泊できるようにすることで、観光目的のファミリーやグループ客にも対応可能とした。

建設予定地は、晴海通りに面した銀座四丁目交差点と三原橋交差点のほぼ中間地点。かつて銀座シネパトスの出入り口があった場所のちょうど目の前になる。都営地下鉄浅草線の東銀座駅から至近で、成田空港や羽田空港からのアクセスも良好だ。

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