イオンリートはどれだけ魅力的なのか?

小売り大手として初の自社REITを上場へ

旗艦物件のレイクタウンもイオンリートに組み込まれる見込み

小売り大手のイオンが進める自社REIT(不動産投資信託)の上場計画。年内の上場を目指していると見られ、その詳細が少しずつ明らかになってきた。

イオンは10月2日、グループで保有する商業施設をREITの資産運用会社に譲渡することを発表した。譲渡先は2012年11月に設立されたイオンリート投資法人。対象施設はイオンリテールから9物件、イオンモールから6物件、イオンマレーシアから1物件の合計16物件で、譲渡額は1420億円に上る。

国内15物件は、グループの旗艦店舗であるレイクタウン(埼玉県越谷市)を筆頭に、北はイオンモール盛岡(岩手県盛岡市)から南はイオンモール熊本(熊本県上益城郡)まで、全国各地にほぼ万遍なく分布する格好になっている。

イオンにとってREITを組成するメリットは、従来よりも資金調達の方法が多様化されること。これまで同社は日本リテールファンド、フロンティアなど商業施設系の4投資法人に物件を売却しており、物件数は27、調達額は3800億円近くに達している。

次ページ優良物件は多い?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。