「他人を味方に変える」3つのアプローチ方法 面接やプレゼンにも効果的な緊張のほぐし方
就職活動の面接や、会議でのプレゼンなど、初対面や大勢の相手の前で話をするのは緊張するものです。精神科医の名越康文先生は、こうした緊張の奥には、無意識のうちに作られた「他人=敵」という認識があると言います。
最新刊『ソロタイム(Solo Time) 「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』より、他人を味方に変える3つのアプローチをお届けします。
緊張をほぐすには「他人=敵」という認識を変える
自分を否定されたらどうしよう、無視されたらどうしよう、仲良くなれなかったら嫌だな……。私たちは初対面の相手や、少し苦手意識のある人に会うとき、無意識のうちに不安を覚えています。
それは言わば、他人が「敵」として感じられている状態と言えるでしょう。
大学受験、就職活動、仕事でのプレゼンや商談……。どんな場面でも、接する相手のことが「敵」だと感じられているうちは、無意識のうちに身体と心は緊張し、パフォーマンスも落ちてしまいます。
この緊張をほぐすには、「周囲の人やモノを、味方に変えていく」のが近道です。
もちろん、初対面でも、相手がにこやかに、フレンドリーに接してくれれば、こちらの緊張は自然とほぐれてくるでしょう。しかし、そんな恵まれた出会いを、最初から期待するべきではありません。
可能な範囲で、自分のほうから緊張をほぐし、相手を「味方」に変えていく方法を、自分なりに作っておくことが必要です。
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