日本経済の本格復活は、2017年

安倍内閣が進める「3点セット」で、日本は甦る

私は安倍政権の史上空前の大規模な金融緩和には強く批判しています。しかし、実は、安倍政権は、そのほかの点では大いに満足いく結果を出し始めていると思います。

大規模緩和には反対だが、安倍政権は、そのほかは満足行く結果に(日本雑誌協会代表撮影)

というのも、3月に東洋経済新報社から出版した『アメリカの世界戦略に乗って、日本経済は大復活する』の中で、私が主張する「アメリカとの3点セット」が、将来的に達成できるという期待をもたせてくれているからです。

拙著では、日本経済復活の条件として、アメリカとの「軍事上の安全保障」「エネルギー安全保障」「経済上の安全保障(TPP)」の3点セットが必要不可欠としましたが、安倍政権は、そのとおりに着実に歩を進めているようです。

アジアでの軍事的プレゼンス強化に、必要とされる日本

まず、1点目のについては、「軍事上の安全保障には」国防費の支出削減を迫られているアメリカにとって、いくら中東地域へ派遣している軍事力を縮小し、財政支出を削減させることができるとはいっても、アジア・太平洋地域での軍事的プレゼンスを強化することで、財政的に厳しいままであることには変わりがありません。

そこで、長期低迷に苦しんでいるとはいえ、経済大国である日本の協力が必要不可欠となります。アメリカはアジア戦略を成功させるために、安全保障の面で日本と引き続き強力なタッグを組んで行かなければならないのです。

次ページ軍事面だけではない、安全保障
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。