立憲民主への入党者は、まだまだ増えていく 1月16日までは移動ラッシュが続く可能性
圧倒的多数の与党に対峙するために、旧民進党をルーツとする3党の統一会派結成を目指す民進党と希望の党。そして希望の党の参加を頑なに拒む立憲民主党。2017年の仕事納めの日である12月28日も、この3党の動きは慌ただしげだった。
仕事納めの日も慌ただしい動き
希望の党は午後1時から臨時役員会を開き、民進党が26日に申し入れた3党の統一会派結成案について審議した。
「民進党からの申し出に、協議のテーブルに付くことを決定した」
臨時役員会の後のブリーフィングで役員室長の岸本周平衆院議員は、年明けから両党の幹事長・国対委員長間で協議を行い、党内でも議論を開始することを表明した。
「お願いされて門前払いをするのは失礼。応じるのが人の道だ」
こう述べた岸本氏の言葉は、希望の党を拒む立憲民主党への皮肉のようにも聞こえる。
その立憲民主党は28日に持ち回りの役員会で、26日に入党届を出した蓮舫氏の入党を了承。さらに26日に民進党から提案された3党による統一会派結成の呼びかけに、最終的な拒絶の回答を行っている。
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