六本木が「ステーキの街」に大変身した必然 高級から低価格まで30店超が集う激戦区に

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熟成させることで肉質を軟らかくさせ、ヒレとサーロインが左右についた「Tボーン」といわれる骨付き肉を900度のオーブンで皿ごと焼き上げて提供する。看板メニューは「エンペラーステーキ」(2〜3人用で税抜き2万4000円)。店内のワインセラーにはカリフォルニアワインを中心に常時1000本のワインを取りそろえている。

エンパイアステーキハウスの「Porterhouse Steak for Four」。4人用で税抜き3万2000円だ(写真:TFM)

これまで客単価で1万円を超えるようなステーキ店は、高級飲食店の数が多い銀座に集まっていた。六本木にもここ数年、高級店を筆頭に幅広い価格帯、スタイルのステーキ店が続々と集まってきている。

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