「言葉にできる」は子どもの強い"武器"になる 息子を東大、イェールに送り込んだ母が語る
「言葉にする」ということ
最近は日本人の間でも「言わなくてもわかるだろう」ということが通じなくなってきています。いわゆる「阿吽(あうん)の呼吸」で何事もうまくいったのは、もう過去のこと、と感じる人は少なくないのではないでしょうか。
子育てで私が大切にしてきたことの1つに、「言葉にする」ということがあります。これからの子どもは、海外の人としっかりコミュニケーションをとることがますます求められるでしょう。そのように聞くと「早いうちから英語を」などと思ってしまう親御さんも多いのですが、まず大切なのは「日本語で言葉にできること」です。母語でしっかりと言葉にできない人が、いきなり英語でできるわけがないからです。
わが家の長男は、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会や模擬国連で成績を残すなど、英語で発言を求められる分野で活躍してきました。そしてそういった活躍が認められ、イェール大学にも合格することができました。この背景には、「自分の考えをはっきりと言葉にできる」という能力が大きな支えとなったことは確かです。
自分の考えを言葉にできる子に育てるために、できることはたくさんあります。そしてそれは、お子さんが言葉を話し始めてすぐに、スタートすることができるのです。
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