米国株式市場は小幅高、予算教書が支援

ほぼ予想通りの内容、投資家の間で安心感

 5月23日、米国株式市場は小幅高。写真はNY証券取引所のトレーダー、22日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国株式市場は小幅高。トランプ米政権の予算教書公表を受けて買いが優勢となったが、自動車部品小売りなど一般消費財株は軟調だった。

予算教書はインフラ投資や国防費を増額する一方で社会保障費を削減するなど、おおむね予想通りの内容で、投資家の間で安心感が広がった。バンク・オブ・ザ・ウエストのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、ウェード・バリエット氏は「大きな驚きはなく、マーケットはこの点を歓迎した」と述べた。

S&P500種指数は2400を回復する場面もあったが、終盤にかけて上げ幅を縮めた。

トランプ大統領が外遊中で、昨年の米大統領選へのロシアの介入疑惑などを巡る新たな報道がなかったことは相場の支えになった。

リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長は「トランプ氏が不在のため報道の勢いがやや鈍り、投資家が徐々に戻った」と話した。

この日発表の経済指標は弱め。4月新築住宅販売は年率換算で前月比11.4%減と、9年半ぶりの高水準だった3月分から大きく落ち込んだ。

S&P500種のセクター別指数は主要11業種のうち10業種が上昇。金融株指数 <.SPSY>は0.8%上昇した。

半面、一般消費財<.SPLRCD>は0.4%安と下げ幅が大きかった。決算が予想に届かなかった自動車部品小売チェーンのオートゾーン<AZO.N>は11.8%下落。オライリー・オートモーティブ<ORLY.O>やジェニュイン・パーツ<GPC.N>など他の自動車部品小売りも全般に下げた。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は1.48対1だった。ナスダックも1.11対1で上げが下げを上回った。

米取引所の合算出来高は約59億5000万株で、直近20営業日の平均である69億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20937.91 +43.08 +0.21 20908.67 20961.14 20896.22 <.DJI>

前営業日終値 20894.83

ナスダック総合 6138.71 +5.09 +0.08 6149.55 6150.91 6121.79 <.IXIC>

前営業日終値 6133.62

S&P総合500種 2398.42 +4.40 +0.18 2397.04 2400.85 2393.88 <.SPX>

前営業日終値 2394.02

ダウ輸送株20種 9009.67 +45.02 +0.50 <.DJT>

ダウ公共株15種 710.54 +1.33 +0.19 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1067.94 -4.36 -0.41 <.SOX>

VIX指数 10.72 -0.21 -1.92 <.VIX>

S&P一般消費財 710.56 -2.88 -0.40 <.SPLRCD>

S&P素材 329.02 +0.49 +0.15 <.SPLRCM>

S&P工業 571.27 +1.12 +0.20 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 571.57 +0.41 +0.07 <.SPLRCS>

S&P金融 390.84 +3.15 +0.81 <.SPSY>

S&P不動産 196.47 +0.16 +0.08 <.SPLRCRE

C>

S&Pエネルギー 498.13 +0.82 +0.17 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 870.89 +3.02 +0.35 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 156.75 +0.21 +0.13 <.SPLRCL>

S&P情報技術 954.61 +0.76 +0.08 <.SPLRCT>

S&P公益事業 266.01 +0.62 +0.24 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.67億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 19780 + 140 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 19770 + 130 大阪比 <0#NIY:>

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。