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しかし、セイコーの萩原康則・マーケティング統括本部副本部長は満足していなかった。先進国市場の売上高のうち高級品が占める割合は7割近い。「大きな市場があるのに、セイコーのシェアは低かった」。そのため、「数年前からグランドセイコーをリニューアルするタイミングを見計らっていた」と萩原副本部長は明かす。スイス時計に対抗していく準備が整ったのが今年に入ってからだった。
これまでのセイコーの高価格帯ブランドには、ビジネスパーソン向けのグランドセイコー、ドレスウォッチの「クレドール」、個性派の「ガランテ」という、主に3つがあった。高級品のブランドは用途別に分かれていた。
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