「オバマケア改廃法案」がついに下院で可決

「賛成217、反対213」トランプ大統領の大勝利

 5月4日、米下院はオバマケア改廃法案を可決した。写真は親指を立てるトランプ大統領。ホワイトハウスで同日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米下院は4日、新たな医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案に関する採決を行い、賛成217、反対213で可決した。トランプ大統領にとっては、主要な選挙公約の実現に向け法制化で前進した格好で、大きな勝利となる。

法案はオバマケアの大半を撤廃し、下院共和党がまとめた案に置き換える内容で、民主党から賛成に回った議員はいなかった。

今後は上院に送付されるが、上院では共和党議員から支持を得るのがより難しいと見られており、厳しい戦いが予想されている。

トランプ大統領は同法案の下院可決を受け、「2年間のキャンペーン期間中、どこに行ってもオバマケアの影響で人々は苦しんでいた」とし、「この法案を上院でも可決させる。可決させる自信はある」と述べた。

上院可決は不透明だが、下院を通過したことでトランプ政権が進める税制改革などに弾みがつく可能性がある。

チャールズ・シュワブのトレーディング・デリバティブ部門バイスプレジデント、ランディー・フレデリック氏は、「(共和党内で)交渉し協力していく方法が編み出されたことで、税制改革が実現に一歩近づいた」と述べた。

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