長島昭久議員「私が民進党を見限った理由」

防衛安保の専門家が唱える第2極とは?

長島昭久衆議院議員に話を聞いた

「私は防衛安保というのは国レベルでしか行えない政策だと思っている。そこでは日本の安全が第一に考慮されるべきで、政党のイデオロギーむき出しの主張が幅を利かせるべきではない」

4月10日に民進党からの離党を表明した長島昭久衆議院議員はこう語った(25日に除籍処分)。長島氏は2003年の衆議院選挙で東京21区から出馬して初当選して以来、防衛安保政策を担当してきた。民主党政権では防衛大臣政務官や防衛副大臣などを歴任し、ともすれば“左”に傾きがちな党内で保守論陣を張ってきた。

離党を考えはじめたキッカケは?

「そういう意味で2年前の安保法制での民主党の対応は、私にとってショックだった。いまの共謀罪、テロ等準備罪も同じことになりつつあるが、こうした問題が2極分化してはいけないと思っている」

離党を考え始めたキッカケは、2015年の安保法制で党議拘束に従い賛成を示さなければならなかった時だという。「あの時の党の対応は、健全な野党のあり方とはいえない」と長島氏は述べる。

「もっとも最初はきちんとやろうとしていた。われわれは条文を読み込み、悪いところは直せばいいと思っていた。あの法案自体は決して悪いものではない。ところが憲法調査会で3人の学者が『違憲だ』と言った途端、民主党にとって安保法制は政策マターではなく国対マターとなり、選挙マターとなり果てた」

そこには国家観も理念もなかったと、長島氏は残念がる。では健全な野党とは何か。

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