ツイッターは「最悪期」を脱したかもしれない 第1四半期に月間アクティブユーザーが6%増
[26日 ロイター] - 米短文投稿サイトのツイッター<TWTR.N>が発表した第1・四半期(3月31日まで)決算は、ここ数四半期伸び悩んでいた利用者数が予想以上に増加、実質利益も市場予想を上回った。
決算を好感し、序盤の取引で株価は約9%急伸している。
月間平均アクティブユーザー数は前年同期比6%(1800万人)増の3億2800万人。フェイスブック<FB.O>やスナップ<SNAP.N>との激しい競争にもかかわらず、利用者数は市場調査会社ファクトセット・ストリートアカウントがまとめたアナリスト予想平均の3億2130万人を上回った。
1日当たりのアクティブユーザー数は前年比14%増えたとしている。
売上高は7.8%減の5億4830万ドルで、新規株式公開(IPO)以降で初めての減収となった。
純損失は6160万ドル(1株当たり0.09ドル)と、前年同期の7970万ドル(同0.12ドル)から縮小した。
諸項目を除く1株利益は0.11ドル。予想の0.01ドルを上回った。
広告収入は11%減の4億7400万ドル。ファクトセット・ストリートアカウントによると、アナリスト予想平均は4億4270万ドルだった。
BTIGのアナリスト、リチャード・グリーンフィールド氏は「ツイッターは使い勝手を改善するなど、消費者の利便性を高めた」と指摘。ニュースや情報に対する旺盛な需要がツイッターの追い風となっているとし、「今後数年の収益を押し上げるだろう」と話す。
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