留学を仕事に生かせる人と生かせない人の差

企業の本音を知って就・転職を有利にしよう

語学はあくまで能力を発揮するツールの1つです(写真:eskay / PIXTA)

海外に留学したいと考える主な層は、就活を見据えた大学生、キャリアアップないしキャリアチェンジを考える社会人である。多くの企業は、生き残りのためにグローバル展開を避けて通れなくなっている。留学帰国者にとっては千載一遇のチャンス到来だ。

一方、30~40年前であれば留学経験者というだけで就職は引く手あまただったかもしれないが、いまや留学したというだけでブランドにならないケースも少なくない。むしろ、「協調性がなさそう」「自己主張が強そう」と敬遠される向きも指摘されている。つまり、企業がどんな留学経験者を求めているかを理解し、照準を定めた留学をしなければ、キャリアには生かせない。

留学の経験をどう就活に生かすか

留学を就職に生かしたいという留学相談に対応するために、日本認定留学カウンセラー協会は1月24日に「海外就業体験者の就職事情」と題したセミナーを開催し、留学相談の専門家たちを対象とした勉強の場を持った。ここで語られたのは厚生労働省のグローバル人材育成プロジェクトである「Global ACE(平成27年度勤労青少年の国際交流を活用したキャリア形成支援事業、以下、「Global ACE」)」が4年間蓄積した帰国者たちの就職状況データ、そして帰国者たちの実例から得た知見だ。

それらのデータと実例からは、企業が求める人材像と帰国者との一致点、具体的にどんな留学時行動をした人が就職に成功あるいは苦戦したか、そして企業はどんな職種での活躍を求めているかが見えてきた。

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