なぜ情報鎖国・北朝鮮で携帯が増えている?

わずか1年強で保有台数が2倍、200万台を突破

わずか1年強で携帯保有台数が2倍、200万台を突破。内情はどうなっているのか

北朝鮮で使用される携帯電話台数が2013年4月、200万台を突破した。北朝鮮で携帯電話事業を行うエジプトのオラスコムメディア・アンド・テクノロジーのナギブ・サウィリス会長が5月末に声明を出したことで明らかになった。人口約2400万の北朝鮮では12人に1人が、同200万の首都・平壌市ではいってみれば「1人1台」時代が到来したことになる。

いったんは列車爆発事故との関連で全面禁止に

北朝鮮では2002年から政府高官などの一部でGSM方式の携帯電話が開通、翌03年には平壌を中心に国民の利用が本格化した。だが、04年に北朝鮮北部・龍川駅で列車爆発事故が発生、この事故に携帯電話が利用されたとし、いったん全面禁止となった。

2008年に事業が再開され、翌09年の加入者数は9万人、10年には43万人と急増。さらに11年にはその倍となる90万人、12年2月には100万人を超えた。現在は、1年強で倍増したことになる。

実際の運営は、オラスコム社と北朝鮮逓信省との合弁会社「高麗リンク」が独占的に事業を行っている。北朝鮮は当初、加入者数の目標を250万人としていたが、今年中には軽々と達成できそうな勢いだ。

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