オバマ政権移民改革、最高裁が再審請求却下  下級審の改革差し止め判断を維持

拡大
縮小
 10月3日、米連邦最高裁は、移民制度改革に関してオバマ政権が出していた再審請求を退けた。写真は米・メキシコ国境を隔てる壁。9月撮影(2016年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦最高裁は3日、移民制度改革に関してオバマ政権が出していた再審請求を退けた。大統領は改革で不法移民に米滞在への道を開くことを目指したが、下級審の改革差し止め判断が維持されることとなった。

移民制度改革はオバマ大統領が2014年に発表した。共和党が支配する議会を回避し、大統領令で改革を実行するという強行策に踏み切ったが、テキサス州などの26州が違憲行為と主張し提訴していた。

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT