国会の二軍?それでも参院選が注目なワケ

歴代の総理大臣はゼロ。衆議院に比べ、存在感も超希薄

昨年12月の衆院選は自民党が圧勝。今夏の参院選は日本の行く末を決める重要な選挙になる(撮影:尾形 文繁)

参議院選挙が約3カ月後に迫ってきました。政治にまったく興味がない方や、ありきたりの情報にうんざりしている方に、独自情報をお伝えし、参議院選挙を100倍楽しんでいただくために、この連載を始めます。

世の中には多くの政治評論家がいらっしゃいますが、背伸びをして、そういった方々をまねるつもりはありません。田中角栄元首相を映像でしか知らない私が、永田町の生き字引ともいえる方々に、知識で勝とうとしても勝てるはずがないのです。

それならば、衆議院議員をたとえ1期だけでも実際に経験し、永田町の住民の考えが当事者のようにわかる立場を生かし、ほかの政治評論家の方々とは異なった視点で政治を解説していきたいと思います。元プロ野球選手が野球解説者としてプロ野球選手の心理も含めて解説するように、私は元政治家の「政治解説者」として、政治家の心理も含めて政治のことをあれこれと解説していきます。

参議院に対する、永田町の常識とは?

さて、いきなり参議院議員の方々から怒られそうですが、衆議院議員が国会の「一軍」であるならば、参議院議員は「二軍」であるというのが、永田町の常識です。衆議院はアメリカの下院、参議院は上院に対応するものだと説明されることがありますね。しかし、実は、力関係は逆なのです。

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