DeNAの母がつかんだ、時短"一流の作法"

結局、本当に有効な「サバイバル術」は……

短時間勤務制度(時短)の普及は、日本におけるワーキングマザーの復職率・定着率を飛躍的に上げた。だが、それで一件落着と言うほど、世の中、単純ではない。筆者が取材するかぎり、「時短の母」の悩みは相当に深い。

サポート的な仕事に回されてやりがいがない、あるいは逆に、仕事量が多過ぎて「時短」を取った意味がない……。

濃密に働いても、会社に長居している人のほうが評価されてしまう。成果を出しても、給料も評価も通常勤務の人より低い……など、あげつらえばきりがない。

ディー・エヌ・エーのソーシャルプラットフォーム事業部で働く加古静香さんも、昨年5月に長男を出産後、今年1月に時間短縮勤務で復職したばかり。やはり、同じく、悩みを抱えている。

「復帰当初は、時短だから大きな仕事は任せられないとか、できないと思われるのが嫌で、必要以上に仕事をもらってしまいました。当然、退社時間の5時には全然仕事が終わらない。そのため、家に持ち帰って、子どもを寝かしつけた後、夜中にやって、かえって体調を崩してしまったことも。だんなには、『本当に時短なの? なんでそんなに働くの?』と言われてしまうし、当初はふらふらでしたね」

それがわずか数カ月で、加古さんは驚くほど快適な、時短勤務で価値を出す働き方のコツをつかんだようだ。

その秘訣とは何か?

何をやっても、あと“数センチ”足りない……

加古さんは、ソーシャルゲーム「Mobage」や無料通話ツール「Comm」などのユーザー調査・分析などのマーケティング業務を担当している。

次ページ2度目の転職は「背水の陣」の覚悟で……
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