ビジネス交流会で「学歴」を聞いてはいけない はじめての交流会・懇親会での振る舞い方

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交流会のような場でどのように振る舞えばよいのか、意外と知らないものだ (写真:Rawpixel / PIXTA)

社会人になると、そのうち、ビジネス関係の「交流会」や「懇親会」に誘われることがあるだろう。同じ業界や、広報や人事など同じ職種、あるいは異業種のビジネスパーソンが十数人~百人以上集まり、交流を深める会は、全国各地でおこなわれている。上司や同僚に付き添いを頼まれたり、取引先との付き合いがあったりすれば、面倒でも参加しなければならないだろう。

しかし、どうせ行くからには、何かを得て帰らなければもったいない。交流会で知り合った人が、後日、仕事上で力になってくれることはよくあることだ。

そこで、良いつながりを得るために、はじめてビジネス交流会に参加する人がおさえておくべき、基本的な振る舞い方について8つのポイントをまとめた。ぜひご参考いただきたい。

周りの人との名刺交換から

ポイント1  誰でもいいから、できるだけ早く話しかける

大規模な交流会は特に席はなく、立食パーティー式で行われることが多い。こうした会では、誰に話しかけていいのかわからず、長時間一人でボーッと突っ立っていることになりがちだ。

「人脈を広げるのが目的ならば、すぐ近くにいる人で構わないので、できるだけ早く話しかけるといい」とアドバイスするのは、一橋大学特任教授の西山昭彦氏。『稼いでいる人が20代からしてきたこと』の著者で、東京ガスに勤めていた時に1500人もの会員数を誇る交流会を主催していた経歴の持ち主だ。

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