“日の丸”電子部品の岐路

スマホ頼みの消耗戦

 


高収益を誇ってきた電子部品メーカーが、2013年3月期の業績見通しを相次いで下方修正している(表)。

 

10月、大手のアルプス電気は、営業利益予想を期初の220億円から118億円に引き下げた。アルミ電解コンデンサー首位の日本ケミコンは、当初見込んでいた営業黒字から一転、68億円の赤字に転落すると発表。国内外900人の人員削減と一部事業からの撤退も打ち出した。

村田製作所、京セラはすでに今夏、今期予想を減額している。10月下旬から始まる部品メーカーの12年4~9月期決算は下方修正ラッシュとなりそうだ。

 

スマホ向けで明暗

背景には、顧客の“地盤沈下”がある。かつて日系電子部品メーカーが強みを発揮してきた市場が、軒並み低迷しているのだ。

 

関連記事
Topic Board トピックボード
このページのトップへ
Trend Library トレンドライブラリー
Access Ranking
  • 1時間
  • 昨日
  • 週間
  • いいね!
トレンドウォッチ
分裂する大国 アメリカ

オバマ大統領誕生の熱狂から6年。米国が再び岐路に立たされている。1%と99%の格差は広がり、政治的な二極化も加速。長期的な経済停滞の懸念も浮上している。国中から聞こえる不協和音を奏でながら「強いアメリカ」はどこへ向かうのか。

核心リポート:
「エボラ」日本上陸の不安

Video韓国で開発された「パイボット」とは?