“日の丸”電子部品の岐路

スマホ頼みの消耗戦

 


高収益を誇ってきた電子部品メーカーが、2013年3月期の業績見通しを相次いで下方修正している(表)。

 

10月、大手のアルプス電気は、営業利益予想を期初の220億円から118億円に引き下げた。アルミ電解コンデンサー首位の日本ケミコンは、当初見込んでいた営業黒字から一転、68億円の赤字に転落すると発表。国内外900人の人員削減と一部事業からの撤退も打ち出した。

村田製作所、京セラはすでに今夏、今期予想を減額している。10月下旬から始まる部品メーカーの12年4~9月期決算は下方修正ラッシュとなりそうだ。

 

スマホ向けで明暗

背景には、顧客の“地盤沈下”がある。かつて日系電子部品メーカーが強みを発揮してきた市場が、軒並み低迷しているのだ。

 

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
どん底からの回復劇<br>マクドナルドの組織改革

2014~15年度に赤字に陥った日本マクドナルドHD。17年度は最高益の見通しだ。逆境下で指揮を執ったサラ・L・カサノバ社長に聞く。「きっかけは女性マネジャーからのメール」。