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ライフ #さとり世代は日本を救うか?

無視できない流行の発信源「パリピ」の生態 なぜ彼らがこれだけ影響力を持つのか?

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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・ジャイロボード

<都内の私立大3年生D君のケース>

最近購入したジャイロボード

都内の私立大に通い、大学では体育会ボクシング部に所属しているD君。普段から渋谷や六本木で遊ぶことも多く、流行に敏感な彼が「海外で流行っている」という噂を聞き最近購入したのがジャイロボードである。

体重移動だけで操縦でき、軽くてコンパクトなところが魅力の新感覚の乗り物である。購入理由を聞いてみたところ「歌手のクリス・ブラウンがInstagramに投稿しているのを見て、面白そうだと思ったから」と返ってきた。

ほかにもジャスティン・ビーバーやスクリレックスといった海外で活躍する多くの有名人も利用しており、海外セレブの影響を受けて日本でも流行っているのだそうだ。価格は5万円ほど。ネットを通じて購入できることから「ちょっと高いおもちゃ」として大学生の間でも話題となっており、恋人へのプレゼントとしてジャイロボードを贈る人もいるという。

ジャイロボードに乗る姿をSNSに投稿することで多くの「いいね!」を集められるだけではなく、「流行の先取り」をしていることもアピールできるのだそうだ。

「実は健康も意識しています」

・健康に気遣う「オーガニックパリピ」

クラブで夜通し遊び、お酒を飲んで騒ぐ……。一見すると“健康”とは程遠い生活を送っているように見えるパリピであるが、健康に気を使いながら楽しげな生活を送る「オーガニック」なパリピの存在も広がっている。

<都内の私立大学3年Eさんのケース>

愛用している「電子シーシャ」

小学校からエスカレーター式の大学に通うEさん。クラブ遊びが大好きで、サークルもパーティー好きの集まるゴルフサークルに所属しているというお嬢様である。現在、彼女が愛用しているというのが「電子シーシャ」である。

もともと、アップルやグァバといった女性でも抵抗なく吸えるフレーバーが何種類も用意され、喫煙者同士で自然なコミュニケーションも発生しやすい「シーシャ(=水タバコ)」の大ファンであったという彼女が「電子シーシャ」へと移行したのには、「健康への気遣い」が影響しているのだそうだ。

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【海外セレブの発信が魅力的】

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