道路整備事業の大罪 道路は地方を救えない 服部圭郎著

道路整備事業の大罪 道路は地方を救えない 服部圭郎著

多くの場合、道路が整備されることで地方は豊かさを失っている。人口が減少している地区は人口の流出が加速し、またコミュニティの空間的分断が進むなど、地域経済はむしろ停滞している。歴史的に見れば、道路整備は少なくない便益を地方にもたらした。ただそれも、そのもたらす豊かさは「地方の自立」を犠牲にしたうえでのものだった。

地方では、高齢化が進んだことで自動車移動が困難になり、広域的な地域間競争にさらされて最寄りの商店街が失われ地域の拠点性がなくなるなど、生活基盤が弱体化している。これらは道路整備で解決できる問題ではない。

都市デザインの専門家が今後の日本のまちづくり、都市計画に斬新な提言を行う。

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