最終的に勝つ人の「絶対に負けない技術」 孫子の兵法から学ぶ「4つのルール」
実は「攻める」より「守り」を指南
多くの人は、勝とう勝とうとして頑張っています。キツいけど、競争が激しいのだから仕方がないと言いながら……。しかし、そんな戦い方がいつまで続けられるのでしょうか。
実は、最終的にその他大勢から抜け出す人は、勝とうとする前に「負けない姿勢」で戦っているのです。年金受給年齢の引き上げに伴い定年が延び、一線で戦う年数が長くなっています。 長寿化もあってビジネス人生は長くなる一方です。こうした中、短期的に勝つことよりも長期的に見て、「負けないこと(守り)」が求められるのです。
孫子は兵法書ですから、戦争が題材です。命のやり取りをします。だから負けたら即、人の死や国の滅亡がやってくることを前提としています。兵法書なので、勝つための戦略や方策が書かれているように思う人が多いのですが、実は「負けないための指南本」なのです。負けたら本当に終わり(=死)だからです。
孫子は、「先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つ可きを待つ」 べきだと言っています。先に負けない備えをしておいてから、敵がミスをしたり弱みを見せるのを待てと言うのです。それはなぜかと言うと、「勝つ可からざるは己に在り、勝つ可きは敵に在り」だからです。
負けない準備は自分で事前にできるが、勝てるかどうかは、敵の出方次第だと言うのです。ですから、まずは負けない準備が大切なのです。
そこで、この記事では、孫子の兵法から導き出される、負けないルールを4つご紹介したいと思います。
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