日本で公道を走りたい、セグウェイ日本法人の挑戦

日本で公道を走りたい、セグウェイ日本法人の挑戦

立ち乗り電動二輪車という奇抜なスタイルから、一時話題を集めた米国発の「セグウェイ」。その“再興”を期して設立されたセグウェイジャパンが5月から本格展開を始めた。

輸入当初は注目されたものの、欧米と違い道路交通法の絡みで公道運転ができず、1台100万円程度という値段も普及のネックとなった。NEC系の日本SGIが総販売代理店をしていたが、事業の選択と集中から切り離しが検討された。そこで同社からスピンアウトしたメンバーで設立されたのがセグウェイジャパンだ。

まだまだなじみは薄いが「乗ったときの感動は馬に近い」(マーケティング部の秋元大部長)。欧米を中心に年間1万5000台が販売され、シカゴ警察がパトロール用に150台、フロリダのディズニーワールドでは400台がガイドツアーなどに使っている。日本でも空港、ショッピングセンターの警備、テーマパークで導入が進む。だが、今でも私有地でしか走れない点が普及の壁になっている。

そこで狙うのが「セグウェイ特区」の申請。観光地のガイドツアーなどで公道を走れるよう複数の自治体に呼びかけ、2013年にはすべての公道を走行できるよう働きかける方針。「駅前で気軽にセグウェイをレンタルできるシステムを確立したい」(秋元部長)。利用シーン拡大が普及のカギとなりそうだ。

(前田佳子 =週刊東洋経済)

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