リンゴが教えてくれたこと 木村秋則著

リンゴが教えてくれたこと 木村秋則著

著者は、無農薬・無肥料でのリンゴ栽培で一躍有名になった人物。どん底の生活、周囲の白い目、10年近くに及ぶ無収穫と、その道は苦難の連続だったが、執念でリンゴを実らせることに成功。今では、その独自の農法を米や野菜へ広げるとともに、ノウハウの伝授にも尽力している。

農薬や肥料に頼りすぎる現在の農法は、効率を重視するあまり土壌のバランスを崩しているという。食の安全が叫ばれる中、日本の農業のあり方に警鐘を鳴らすとともに、自然栽培の重要性を説く。

安全と言われる新JAS法に基づいてつくられた野菜よりも、著者の自然栽培でつくられた野菜の方が、はるかに腐るのが遅いという実験結果も衝撃的である。

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