富士通が下方修正、田中改革の行方は?

構造改革は進んでいるのか?

田中社長は社内体制の構築を最優先に掲げている(撮影:尾形文繁)

昨年6月に就任したばかりの富士通・田中達也社長にとって、厳しい船出となりそうだ。

田中社長も急きょ、会見に駆けつけた

富士通は1月29日、2016年3月期第3四半期(4~12月期)決算を発表。売上収益は前年同期比1.3%増の3兆4082億円、営業利益は同97.5%減の16億円と大幅減益だった。

同時に、通期計画の下方修正も発表した。売上収益は従来予想比800億円減の4兆8000億円(前期比では1.0%増)、営業利益も同200億円減の1300億円(前期比27.2%減)、最終利益も同150億円減の850億円(前期比39.3%減)とした。

田中社長は決算会見に出席する予定ではなかったが、下方修正を説明するため、当日になって急きょ登壇。「コア事業は堅調だが、ネットワーク関連など一部に厳しさがある」(田中社長)。通期の営業利益率が2.7%と前期よりも1.1ポイント悪化するのは「限界利益率の高いネットワーク関連の不調による減収影響が大きい」(塚野英博CFO)という。

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