ドイツ銀、2015年決算は過去最大の赤字に

リストラや訴訟費用が圧迫

ドイツ銀行の2015年決算は過去最大の68億ユーロの赤字となった。写真はフランクフルトの本店、昨年6月撮影(2016年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 28日 ロイター] - ドイツ銀行<DBKGn.DE>の2015年決算は過去最大の68億ユーロの赤字となった。評価損や訴訟費用、事業再編コストなどに圧迫された。

第4・四半期は21億ユーロの損失。投資銀行部門の税引き前損益が11億5000万ユーロ(12億5000万ドル)の赤字となった。

株式トレーディングや投資助言などが振るわず、同部門の収入は30%減少した。

小口金融部門はリストラ費用がかさんだことなどから赤字となった。

同行は16年について再編がピークに達するとし、一段と厳しい状況になるとの見通しを示した。

再編費用は約10億ユーロに達する見通しで、訴訟費用は15年の520億ユーロを下回るものの、高水準にとどまるという。

他の投資銀行と同様にドイツ銀行も低金利や原油相場の下落、中国の景気減速を背景とした投資家の慎重姿勢などが足かせとなった。だが同行の収益力は米投資銀行に比べて弱いとアナリストは指摘している。

米シティ<C.N>、バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>、JPモルガン<JPM.N> 、モルガン・スタンレー<MS.N>などはコスト削減が寄与し、第4・四半期は増益となった。

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