オバマの言語感覚 人を動かすことば 東照二著

オバマの言語感覚 人を動かすことば 東照二著

オバマ大統領の演説ナンバーワンは、選挙期間中に巻き起こったスキャンダルに対する釈明会見での通称「人種演説」だ。「もっと完璧な連邦」と題されたその演説は危機をチャンスに変えた。結婚式や娘の洗礼を手がけた「家族のような」存在のライト牧師が、白人やアメリカを糾弾する発言を繰り返していたことがネット動画サイトで流され、オバマは窮地に立つ。それを、根源的で国民共通の問題に通底するテーマにとらえ直し、自問自答で他者の視点を演じつつ、なぜ縁が切れないかを釈明して、むしろそこで自らの「誠実さ」を印象付けた。

気鋭の社会言語学者が、オバマ演説を通じ、ことばが人を動かし、政治を動かす事実を検証する。

NHK出版生活人新書 735円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。