「セサミストリート」が生まれ変わっていた

財政難で公共放送から有料ケーブル局へ

セサミストリートのキャラクター、クッキーモンスターとエルモ、アビーカダビー(写真:Dolly Faibyshev/The New York Times)

ビッグバードの巣は木に移動し、エルモは雰囲気のあるブラウンストーンの建物に引っ越した。エルモの親友アビーカダビーは、新しいコミュニティガーデンを気に入っている。オスカーは相変わらずゴミの缶から顔を出しているが、そこはリサイクルのための地下トンネルとつながっている。

新しい「セサミストリート」へようこそ。今シーズンのセサミのスローガンは、「CHANGE(変化)」だ。

新たに有料ケーブルで放送が開始

米公共放送PBSでの45年にわたる放送を経て、ビッグバードやエルモ、セサミストリートの仲間たちが集まるセットは生まれ変わり、新たに有料ケーブルテレビ局HBOでの放送が1月17日から始まった。

「あらゆるものが変わった」と、ターコイズブルーでハグが大好きなバイリンガルのモンスター、ロジータの操り人形師を26年勤めているカルメン・オズバーは言う。

オズバーが取材に応じてくれたのは、バレンタインデーのエピソードの収録の合間だった。セットは赤とピンクに彩られ、ニューヨークのウィリアムズバーグにあるような洒落た店に改装されたフーパーズストアの一角には、赤いお菓子でデコレーションされたハート形のクッキーもある。

「今風になった」と、オズバーは付け加えた。「セサミストリートが誕生したときは、ニューヨークのブロンクスみたいな雰囲気だった。それが今、オスカーがリサイクル用の缶にいる。驚きだ」

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