東京23区の緊急輸送道路沿道建築物・耐震診断結果マップ

2018年4月20日

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マップ上の各建築物を示すマーカーは安全性評価の結果によって次のように色分けした。

:安全性評価「Ⅰ」

:安全性評価「Ⅱ」

:安全性評価「Ⅲ」

:改修工事中など安全性評価が出ていないもの

ひとつの建築物に安全性評価の異なる棟やフロアが存在する場合には、最も安全性の低い評価を基に色分けを行なっている。東京都の資料によると、安全性評価に関する説明は以下の通りである。

Ⅰ.大規模の地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。

Ⅱ.大規模の地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。

Ⅲ.大規模の地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。

ちなみに、「大規模の地震」とは震度6強から7に達する程度の地震を指している。いずれの区分に該当する場合であっても、違法に建築されたものや劣化が放置されたものでない限りは、震度5強程度の中規模地震に対しては損傷が生ずるおそれは少なく、倒壊するおそれはないとされている。