全国「公示地価」最新価格・過去比較3Dマップ

全国約26000地点の公示地価を1989〜2019年まで過去30年分マップに表現した
2019年3月28日

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東洋経済では昨年、東京都における基準地価の3Dマップや、全国の市区町村別の基準地価を発表した。今回は30年前、バブル絶頂期の1989年から最新時点までの公示地価、のべ約13万地点のデータを3Dマップにプロットし、日本の地価がどのように変動してきたのかをビジュアルで表現した。

データは国土交通省の土地総合情報システムから取得した。対象は2019、2018、2009、1999、1989の各年1月1日時点における全国の公示地価、計約13万地点。緯度経度の取得には東京大学空間情報科学研究センターが提供するCSVアドレスマッチングサービスを使い、所在・地番から緯度経度を取得できない地点は除いた。3D地図のマッピングにはUberの提供するWebGLフレームワークDeck.glを使った。

基準地は半径2000メートルのバー(六角形)ごとに集計されている。バーの色や高さは平均の価格・騰落率をもとに描画している。それぞれのバーをタップまたはマウスホバーすると、該当する基準地の情報が表示される。

地図左上のボタンで、カメラの角度を変えることができる。また、地図上側のセレクトボックスからデータの時点(最新価格または1年前〜30年前との比較)や、土地の用途(住宅地、商業地)を切り替えることができる。比較マップは昨年に比べて価格が上昇していれば暖色(赤)、下落していれば寒色(青)とした。色が濃く、バーが高いほど上昇/下落幅が大きいことを示す。

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制作:荻原 和樹(東洋経済オンライン編集部)