photographs:Takeshi Hoshi
styling:Shingo Fukuyama
text:Ryoji Fukutome
design:Shinobu Takahashi
制作:東洋経済企画広告制作チーム
腕元を彩る腕時計は、どんな時もつねに行動を共にするパートナーだ。だからこそ、自分らしい1本を選びたいものだ。今年も数多くの新作が出そろった。ぜひとも時計選びの参考にしていただきたい。
スイス国立銀行(中央銀行)の対ユーロ上限であった1ユーロ=1.20フランの撤廃による、スイスフラン急騰という中で幕を明けた1月のジュネーブサロン。会場でも、相場がどのくらいで落ち着くのか?時計の価格にどれくらい影響するのだろうか?という話題で持ち切りだった。
そんな中、各ブランドが新作時計をお披露目したわけだが、今年の傾向は「トレンドがない」ということであった。もちろん、ここ数年、目についた「ワールドタイム」「薄型」「新素材」などは引き続き多かったのだが、どのブランドもこぞってその方向に流れるということはなく、それぞれのブランドが受け継いできた個性を踏まえて、独自の方向性を見せていた。
価格については、急騰直後だったこともあり、その時点では、即値上げというわけにもいかず、動向を見守る、という感じだった。
一方、3月中旬から行われたバーゼルワールドでは、スイスフランも130円近辺に落ち着いたことから、価格もそれに応じて値上げ、というはっきりとしたものになっていた。
時計の傾向としては、ジュネーブとそう変わらないが、ブルーダイヤルの台頭が目についた。各ブランド1モデルは必ずあり、どこへ行っても「新色のブルーダイヤル」と紹介された。理由としては、「売れるから」ということ。世界的にブルーダイヤルの人気はとても高いようだ。
いずれにせよ、今年のスイス・フェアでの共通の話題は「値上げ」ということ。各ブランドが個々に上げるのではなく、為替の影響で全体が上がるのである。これによって日本市場がどのような影響を受けるのだろうか?数百万の超高級な時計の購入者層には大きな影響はない、とする見方もあるようだが、果たしてそうなのか?
今回の特集では、各ブランドが発表した新作の中から、なるべくシンプルなものを選んだ。それによってブランドの価格帯をつかんでほしいからである。ぜひ、参考にしていただきたい。
資料請求はこちら ▶基本的に2針、3針のモデルを掲載。それにデイト表示やちょっとした機構を搭載しているものも含め、見た目シンプルな腕時計をチョイスした。
ダイヤル上で都市名を合わせるワールドタイムやダイヤルが2つあるデュアルタイム、第2時間帯を針で示すGMTなど、現在地以外の時間帯を見ることができる、ビジネスパーソン向きの腕時計である。
ストップウォッチ機能を備えたクロノグラフは、とてもスポーティであり、ダイヤル上にスモールカウンターを備えていることから、見た目も男っぽいので、いつの時代も大人気モデルだ。今年も多くの新作がラインナップされた。
冒頭で、「トレンドがない」のが今年の傾向と書いたが、そんな中にあって、話題となったものがいくつかあった。ここに選んだ3つは、今後、トレンドとなる可能性が非常に大きいと思われる。注目しておくといいだろう。
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