投資家や消費者のESGやサステナビリティへの関心の高まり、不安定な政情と地政学リスクの高まり、経済変動の影響など、企業経営を取り巻く環境は刻々と変化しています。そのような中、企業は外部環境の変化をチャンスと捉えて、迅速に変革していくことが求められています。

企業がレジリエントな経営を実現するためには、環境変化を先読みし、迅速な経営判断により適切に経営資源を配分することが肝要ではないでしょうか。

本セミナーの第一部では、外部環境変化のひとつに代表される「人権尊重・環境保護への取り組み」に着目し、「コーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)」の発効を契機として企業がいま求められる対応について、概説します。

また第二部では、サプライチェーンを取り巻く環境変化に耐え、企業が持続的に価値向上するうえで必要不可欠な、「統合型経営管理」「Sales&Operetaion Planning」について、理論と実践方法を事例を交えて紹介します。

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〈 プログラム 〉

第一部

14:00 - 14:20

サプライチェーンに対するデューディリジェンスのアップグレードを迫るCSDDDと日本企業への影響

2024年7月にEUが発効した「コーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)」は、バリューチェーン全体の人権および環境に関するデューディリジェンスを義務付け、日本企業を含む適用対象企業だけでなく、そのバリューチェーン上の日本企業にも協力が求められます。

企業のサステナブル経営の実現のために、人権尊重および環境保護への取り組みを、企業価値を高める機会とするための対応について紹介します。

PwC弁護士法人  パートナー代表

北村 導人

  • [ プロフィール ]

    ESG/サステナビリティ関連法務、企業法務、M&A、税務、ウェルスマネジメントを主に専門とする。公認会計士として監査業務に従事後、弁護士として大手法律事務所(西村あさひ法律事務所)(15年、うち5年はパートナー)にて企業法務を専門に従事。2016年にPwC弁護士法人に入所し、2020年から同法人代表を務める。近時は、ESG/サステナビリティに関連する経営アジェンダやトランザクションに係る法務(人権方針策定や人権デューディリジェンス等を含む)など幅広いサービスを提供する。その他、M&A、金融取引等各種取引のストラクチャリングに関する法務及び税務双方の観点からの助言やリスク検証の他、コーポレート・ガバナンス関連や経営判断に関する助言を提供する。また、多数の税務争訟の代理の実績があり、経産省の有識者委員を歴任した他、国際租税協会の理事やALB Japan Law AwardsのJudge等も務める。第一東京弁護士会所属。

第二部

14:20 - 15:10

レジリエントな経営を実現するSales & Operation Planning

グローバル展開の難点と成功のカギ

現代の不確実性な環境下で効果的な経営判断を行うためには、精緻で質の高い情報が必要です。しかし、多くの企業では情報の精度、タイミング、網羅性に課題があり、タイムリーな意思決定ができていないのではないでしょうか。

見込みP/Lの精度を向上させ、迅速な意思決定を実現するためには、ファイナンスとサプライチェーンマネジメントの計画プロセスとデータを統合するSales& Operation Planning(S&OP)の導入が有効です。

本セッションでは、S&OPを導入する際に企業が直面する難点と、それを乗り越えるための成功のポイントについて、経営管理のあるべき姿や組織人事・チェンジマネジメントとのつながりも含め、実践的な手法を紹介します。

PwCコンサルティング合同会社

執行役員  パートナー

葛西 徹弥

  • [ プロフィール ]

    外資系コンサルティングファームを経て現職。複数のグローバル消費財・小売企業における経験を有す。専門はロジスティクス&サプライチェーンマネジメント。JV設立や外資系日本法人設立・SCM戦略策定・S&OPプロセス導入・グローバル製造拠点移管・グローバル調達戦略策定・物流戦略策定・SCMコスト削減プロジェクトなど、様々なプロジェクトを経験。自ら起業の経験も持つ。現在は消費財・小売業界のみならず、様々な業界をまたいでサプライチェーンや物流領域を中心としたプロジェクトに従事。

PwCコンサルティング合同会社

ディレクター

森田 理紗子

  • [ プロフィール ]

    複数のコンサルティングファーム、他の大手税理士法人を経て現職。一貫して経営管理・税務・財務を含むファイナンス領域の組織・業務高度化に関わるコンサルティングに従事。経営管理や資金・為替管理、移転価格管理、グローバル税務領域を中心に、組織・業務・ITの企画構想からプロセス改革・基盤構築まで、ファイナンスを用いた経営の高度化プロジェクトを多数手がける。ファイナンス組織変革ワークショップや税務組織変革ワークショップを企画・推進した実績も有し、クライアントとともに目指す姿に向けたビジョンニング、およびその実現にむけたチェンジマネジメントを得意とする。

PwCコンサルティング合同会社

ディレクター

土橋隼人

  • [ プロフィール ]

    総合系コンサルティングファーム2社を経て現職。15年以上にわたり、組織・人事領域のコンサルティングに従事。人的資本経営・情報開示高度化、人事制度設計、M&A・組織再編に伴う制度統合支援、役員報酬制度設計、ピープルアナリティクスなど、幅広い領域を支援。人的資本経営・情報開示およびEX(従業員エクスペリエンス)のサービス担当。著書に『EX従業員エクスペリエンス会社への求心力を強くする人事戦略』がある。

Q&A

15:10 - 15:20

事前にお知らせいただいた疑問、質問、ご意見などにお答えいたします。

※講演内容や配信時間につきましては変更になる場合がございますので、予めご了承下さい。

〈 開催概要 〉

2024年 12月 19日(木)14:00~15:20

開催日程

オンライン配信

事前登録者優先で、後日PwCJapanグループより見逃し配信のご案内を差し上げます。当日のご視聴が難しい場合も、ぜひお申し込みください。

開催形式

無料(事前登録制)

参加

  • 経営者、経営層の方
  • 経営企画・経営管理部門・DX推進部門、財務・経理部門、営業・マーケティング部門、調達、生産、物流に関わる部門 (サプライチェーン部門)、R&D、人事部門の方
  • 「ビジネスと人権」に関する取り組みに関心がある方
  • 「コーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)」について理解を深めたい方
  • 販売機会損失・余剰在庫に課題を抱えている方
  • 見込みP/L・年間計画・中期計画作成時に業務負荷を感じている方
  • 本社・地域統括会社・販売会社間のコミュニケーションに課題を抱えている方 など

本フォーラムは法人様向けとなります。

個人の方、協賛企業と競合企業にお勤めの方などのお申込みはご遠慮いただいております。

視聴対象者

主 催

協 賛

PwC Japanグループ

【PwC Japanグループについて 】

PwCJapanグループは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社(PwCJapan有限責任監査法人、PwCコンサルティング合同会社、PwCアドバイザリー合同会社、PwC税理士法人、PwC弁護士法人を含む)の総称です。各法人は独立して事業を行い、相互に連携をとりながら、監査およびアシュアランス、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、法務のサービスをクライアントに提供しています。

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開催日の前日までに、ご登録いただいたメールアドレス宛てに「視聴に関するご案内」をお送りします。
ご自身のPC or スマートフォンなどから視聴が可能か下記デモサイトよりご確認のうえ、お申し込みください。
視聴環境については、こちらからご確認ください。
※なお、録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。
 

[ お問い合わせ ]

東洋経済新報社  セミナー事業部

mail: corporate@toyokeizai.co.jp

開催日程

  2024年 12月 19日(木)

14:00~15:20

開催形式

オンライン配信

事前登録者優先で、後日PwCJapanグループより見逃し配信のご案内を差し上げます。当日のご視聴が難しい場合も、ぜひお申し込みください。

参加費

無料(事前登録制)

視聴対象者

  • 経営者、経営層の方
  • 経営企画・経営管理部門・DX推進部門、財務・経理部門、営業・マーケティング部門、調達、生産、物流に関わる部門(サプライチェーン部門)、R&D、人事部門の方
  • 「ビジネスと人権」に関する取り組みに関心がある方
  • 「コーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)」について理解を深めたい方
  • 販売機会損失・余剰在庫に課題を抱えている方
  • 見込みP/L・年間計画・中期計画作成時に業務負荷を感じている方
  • 本社・地域統括会社・販売会社間のコミュニケーションに課題を抱えている方 など

本フォーラムは法人様向けとなります。

個人の方、協賛企業と競合企業にお勤めの方などのお申込みはご遠慮いただいております。