企業経営を取り巻く環境は、ESGへの関心、地政学リスク、経済変動など多岐にわたることに加え、近年ではデジタルサプライチェーンにおけるリスクも増大しています。変化を先読みし、迅速な経営判断でレジリエンスを高めることが不可欠です。

特にデジタルサプライチェーンにおいては地政学リスク、サイバー攻撃、データセキュリティ、人権侵害、環境問題などが複雑に関係していることから、そのリスクは企業価値を脅かすことも想定されます。

本セミナーでは、人権尊重・環境保護への取り組みとしてCSDDDを契機に企業に求められる対応を概説し、サプライチェーン全体でのリスク特定、是正措置を掘り下げます。

また、統合型経営管理とS&OP(Sales and Operations Planning)によるサプライチェーン・レジリエンス強化について、理論と実践を事例を交えながら紹介し、デジタル技術を活用したサプライチェーンの可視化、リスク管理、最適化に焦点を当て、デジタルサプライチェーンリスクに対応するための戦略を検討します。

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〈 プログラム 〉

第一部

14:00 - 14:10

ESG時代のサプライチェーンのアップデートと

リスクマネジメントが求められている背景とは

PwCコンサルティング合同会社

パートナー

山崎 幸一

  • [ プロフィール ]

    外資系コンサルティングファームを経て現職。20年近いコンサルティング経験を有する。

    通信業、製薬業、金融業、IT等幅広い業種のクライアントに対するリスクコンサルティングに従事。エンタープライズレジリエンス(戦略的ERM、BCM)、デジタルリスク、AIを活用したリスク管理等のサービスを提供。

    現在は、クライアントのレジリエンス向上のため、エンタープライズレジリエンス・オペレーショナルレジリエンスの構築・改革を支援している。

    専門分野・担当業界:リスクコンサルティング、マネジメントコンサルティング、レジリエンス

第二部

14:10 - 15:35

日本企業におけるサステナブルサプライチェーンの

リスクマネジメントと戦略的アプローチ

企業がESGリスクに直面する中で、ステークホルダーの要請に応じて競争優位を築き、新たなビジネス機会を創出することが求められています。また、グローバルなサプライチェーンにおいて、各国の法規制やガイドラインの動向を踏まえ、企業は多様なリスクに対応する必要があります。本セッションでは、サステナブルサプライチェーンのあるべき姿、リスクマネジメントの事例やアプローチなどについてディスカッションを行います。

早稲田大学名誉教授/

東京女子大学特別客員教授

内田 和成

  • [ プロフィール ]

    東京大学工学部卒業後、日本航空入社。在職中に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。その後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)入社。同社のパートナー、シニア・ヴァイス・プレジデントを経て、2000年から2004年までBCG日本代表を務める。

    この間ハイテク、情報通信サービス、自動車業界を中心にマーケティング戦略、新規事業戦略、グローバル戦略の策定、実行支援を数多く経験。2006年度には「世界の有力コンサルタント、トップ25人」に選出。

    2006年早稲田大学教授に就任。早稲田大学ビジネススクールでは競争戦略やリーダーシップを教える傍ら、エグゼクティブプログラムに力を入れる。CEOだけを集めたディスカッションの場「早稲田会議」創設。早稲田大学ビジネススクールと日本経済新聞社とのコラボレーション企画『MBAエッセンシャルズ』開設。2022年早稲田大学退任。

    現在東京女子大学特別客員教授。

    著書に『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』『イノベーションの競争戦略』(東洋経済新報社)、最新刊『アウトプット思考』(PHP研究所)など多数。累計60万部以上。

株式会社NTTデータグループ

サステナビリティ経営推進部

シニア・スペシャリスト

金田 晃一

  • [ プロフィール ]

    ソニー渉外部通商政策課、在京米国大使館経済部通商政策担当、ブルームバーグテレビジョン・アナウンサーを経て、1999 年以降、ソニー(再入社)、大和証券グループ本社、武田薬品工業、ANAホールディングス、NTT データグループの5 社にてサステナビリティ経営を推進。

    国連GC・LEAD プログラム・メンバー、IIRC 統合報告パイロットプログラム・メンバー、内閣府「新しい公共」円卓会議構成員、日本経団連・社会貢献担当者懇談会座長、日本NPO センター理事、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師などを歴任し、現在は、国際協力NGO センター(JANIC)理事、日本ソーシャル・イノベーション学会理事、広告電通賞SDGs特別賞選考委員長、中央共同募金会「赤い羽根福祉基金」運営委員会メンバー、全社協全国ボランティア・市民活動振興センター運営委員会メンバー等を務める。

PwCコンサルティング合同会社

マネージャー

北崎 陽三

  • [ プロフィール ]

    大手製造業にて法人営業を経験した後に、原料調達・生産・在庫・物流・事業収益管理などサプライチェーンの各工程を経験。その後、大手事務機器メーカー、大手アパレルメーカーにおいて、サプライチェーン領域を中心に従事。多くのサプライチェーン改革プロジェクトに参画し、BCP再構築や業務改革などのプロジェクトリードの経験を持つ。

    大手サプライチェーンベンダーでの経験も有しており、システム面でのサプライチェーン改革の支援を行うなど多角的にサプライチェーン業務に従事。

    専門分野・担当業界:リスクコンサルティング

第三部

15:35 - 16:00

サプライチェーンを脅かすデジタルリスクに企業はどう立ち向かうべきか

企業のサプライチェーンが複雑化する中で、サイバー攻撃などのデジタルリスクが増加しており、サプライチェーン全体のデジタルレジリエンスの確保が必要とされています。本セッションでは、サプライチェーン上のデジタルリスクに焦点を当て、課題解決に向けた取り組み事例を紹介します。

PwCコンサルティング合同会社

ディレクター

小橋 孝紀

  • [ プロフィール ]

    インフラ、小売、情報サービス、自動車といったさまざまな業界のクライアントに対するコンサルティング業務に従事。サイバーセキュリティ戦略策定、リスク評価、セキュリティ組織設計、個人情報保護法対応など、サイバーセキュリティやプライバシーに関する多様なアドバイザリーサービスを提供している。

    専門分野・担当業界:サイバーセキュリティ&プライバシー

※講演内容や配信時間につきましては変更になる場合がございますので、予めご了承下さい。

〈 開催概要 〉

2025年 6月26日(木)14:00~16:00

開催日程

事前収録による疑似ライブ配信

開催形式

無料(事前登録制)

参加

経営者・経営層、経営企画、経営管理部門、DX推進部門、サステナビリティ部門、調達・生産・物流に関わる部門(サプリチェーン部門)、セキュリティ部門に従事する方々

本フォーラムは法人様向けとなります。

個人の方、協賛企業と競合企業にお勤めの方などのお申込みはご遠慮いただいております。

視聴対象者

主 催

共 催

PwCコンサルティング合同会社

【PwC Japanグループについて 】

PwCJapanグループは、日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社(PwCJapan有限責任監査法人、PwCコンサルティング合同会社、PwCアドバイザリー合同会社、PwC税理士法人、PwC弁護士法人を含む)の総称です。各法人は独立して事業を行い、相互に連携をとりながら、監査およびアシュアランス、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、法務のサービスをクライアントに提供しています。

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開催日の前日までに、ご登録いただいたメールアドレス宛てに「視聴に関するご案内」をお送りします。
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視聴環境については、こちらからご確認ください。
※録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。
 

[ お問い合わせ ]

東洋経済新報社  セミナー事業部

mail: corporate@toyokeizai.co.jp

開催日程

  2025年 6月 26日(木)

14:00~16:00

開催形式

事前収録による疑似ライブ配信

参加費

無料(事前登録制)

視聴対象者

経営者・経営層、経営企画、経営管理部門、DX推進部門、サステナビリティ部門、調達・生産・物流に関わる部門(サプリチェーン部門)、セキュリティ部門に従事する方々

本フォーラムは参加対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、対象者以外の方や協賛企業と競合の方などのお申込みはご遠慮いただいております。