未来のサプライチェーンに備えたデータ戦略

世界的な地政学リスクの高まりや災害・パンデミック、さらに持続可能性への要請などにより、サプライチェーンを取り巻く環境は日々複雑化しています。一方でテクノロジーの急速な進歩、中でもデジタル化の推進によって、リアルタイムデータを活用したサプライチェーン全体の可視化に基づく、迅速で正確な意思決定が可能になってきました。
本セミナーでは「未来のサプライチェーンに備えたデータ戦略」をテーマに、データドリブンで強靭かつ効率的なサプライチェーンの構築を目指す、サプライチェーンマネジメント(SCM)について考察します。サプライチェーンの現状と理想的な未来について学び、貴社のサプライチェーン構築にぜひお役立てください。

※10月31日(木)に東京コンファレンスセンター・品川で開催されたイベントのアーカイブ配信となります。一部内容を変更しております。

基調講演

約30分

D2C化を実現する“動的な
企業間サプライチェーン”とその要素技術

概要
市場の変化が一層早まり予測がより困難になっている今日、企業は消費者に接近してリードタイムを短縮し変化への追従性を高めようとしている。そのためにトレンドに合致した製品やサービスをすぐに調達し顧客に供給しなければならない。様々な企業とダイナミックに連携する企業間サプライチェーンの形成はこの有力な解決策であるが、同時にサプライチェーンとしての社会的責任やその追跡可能性も軽視できない。企業間に散在する情報を連携させインテリジェンスを引き出す仕組みは、この両者を実現するために不可欠である。
  • 上野 善信 氏
  • 株式会社バリューグリッド研究所
    代表取締役

    上野 善信

プロフィール
東京大学工学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校大学院(オペレーションズリサーチ)。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院(MOT)修了。東京大学大学院工学系研究科博士課程(技術経営戦略学)博士。メーカー系システムインテグレーターにおけるSCMコンサルティング、流通系ベンチャー企業立上げ、物流系上場企業取締役、米国系戦略コンサルティング会社ディレクター等を歴任。欧州系コンサルティング会社の日本法人代表取締役を経て、株式会社バリューグリッド研究所を設立、代表取締役社長に就任。

共催講演

約30分

サプライチェーン全体最適に
不可欠なデータ可視化の実現

概要
昨今の事業環境の急速な変化は、既存のサプライチェーンの様々な問題を顕在化させています。こうした新しい問題は、従来のような個別の最適化を突き詰めることで解決できるものではなく、全体の最適化による解決を目指さなければなりませんが、なかなか解決に向けた取り組みが進んでいるとは言い難い現状があります。当セッションでは、はじめにインターシステムズ本社サプライチェーン製品責任者・マーケット責任者の話しをご紹介した後(録画・日本語吹替)、全体最適を実現するために必要な先端のデータ管理にフォーカスを当てます。
  • 佐藤 比呂志
  • インターシステムズジャパン株式会社
    シニアアドバイザー

    佐藤 比呂志

プロフィール
大手SI、先進的ユーザー企業での大規模開発プロジェクトの推進、日本ディジタルイクイップメントでのソフトウェア製品の製品サポート、製品エンジニアリングマネージャを経て、1996年より米国インターシステムズ社とのデータプラットフォーム製品の日本語版共同開発プロジェクトの日本側責任者を務める。その後、日本での同製品のビジネス展開を主導。2001年インターシステムズコーポレーション入社。2003年インターシステムズジャパン株式会社設立と同時に転籍。DX・IoTデータ基盤によるユーザー、パートナー企業の先進アプリケーション開発およびデジタルビジネスの推進を支援している。ビジネスデベロップメントシニアマネージャー、ロジスティクス営業部 部長を経て2023年8月より現職。
  • ミン・ゾウ
  • インターシステムズ
    サプライチェーン製品戦略責任者

    ミン・ゾウ

    ※録画登壇

プロフィール
25年以上の業界経験を有し、過去15年間はサプライチェーンに特化したソフトウェアソリューションの提供に注力。豊富な技術的専門知識と問題解決能力を生かし、様々なフォーチュン500企業のサプライチェーン・デジタル変革を成功に導く。
  • マーク・ホームズ
  • インターシステムズ
    サプライチェーンマーケット戦略責任者

    マーク・ホームズ

    ※録画登壇

プロフィール
サプライチェーン・コンサルティング、製造オペレーション、ソフトウェア開発において25年以上の経験を持つ。デジタルトランスフォーメーションを通じて、製造業や小売業/CPGが抱える困難なサプライチェーンビジネスの課題を解決することを専門とする。

事例講演

約30分

PALTACが目指す新物流モデル構築の取り組み
~人口減少時代に対する物流センターの先駆的開発と進化~

概要
弊社では「人々の豊かで快適な生活の実現」を目指し、卸売という事業を核に、その周辺部までを視野に入れた「流通のプラットフォーム」としてサプライチェーン全体の変革へと繋がる価値提供に挑戦しています。デジタル技術やデータの活用を変革の中心と捉え、過去から進めているAI・ロボティクスによる革新的な物流の構築を通して、物流センターが直面する様々な課題に正面から向き合って来ました。
本講演では、PALTACがどのように考えて物流センターの新しい仕組みを開発、進化させてきたのか、またサプライチェーン全体の最適化への取り組み事例をご紹介します。
  • 三木田 雅和 氏
  • 株式会社PALTAC
    専務執行役員 研究開発本部 本部長 

    三木田 雅和

プロフィール
株式会社本田技術研究所にて、ヒューマノイドロボットや歩行アシストロボットの研究開発に従事したのち、2015年に株式会社PALTACへ入社。研究開発本部長として物流の高効率化・生産性向上を目指し、先端技術を導入した新物流モデル開発を推進。2018年にRDC新潟、翌2019年にRDC埼玉、2023年には栃木物流センターを立ち上げ、出荷生産性を従来の物流センター比の2倍に向上。AI・ロボティクス等のデジタル技術を活用した更なる物流機能の強化を担う。

共催講演

約30分

“サプライチェーンの全体最適を加速する”
サプライチェーンオーケストレーターのご紹介
<デモ>

概要
昨年、発表されたInterSystems Supply Chain Orchestrator™は、すぐに使えるデータの統合、データの取り込み、相互運用性、AI/ML分析機能を備えた、唯一のサプライチェーン意思決定インテリジェンス・プラットフォームです。また様々なシステムやデータを統合し、機械学習による高度な予測モデルの構築機能を提供する、次世代データ管理システムです。本セッションでは、わかりやすいデモをご覧いただきます。
  • 佐藤 比呂志
  • インターシステムズジャパン株式会社
    シニアアドバイザー

    佐藤 比呂志

プロフィール
大手SI、先進的ユーザー企業での大規模開発プロジェクトの推進、日本ディジタルイクイップメントでのソフトウェア製品の製品サポート、製品エンジニアリングマネージャを経て、1996年より米国インターシステムズ社とのデータプラットフォーム製品の日本語版共同開発プロジェクトの日本側責任者を務める。その後、日本での同製品のビジネス展開を主導。2001年インターシステムズコーポレーション入社。2003年インターシステムズジャパン株式会社設立と同時に転籍。DX・IoTデータ基盤によるユーザー、パートナー企業の先進アプリケーション開発およびデジタルビジネスの推進を支援している。ビジネスデベロップメントシニアマネージャー、ロジスティクス営業部 部長を経て2023年8月より現職。
  • 岩本 知宏
  • インターシステムズジャパン株式会社
    シニアセールスエンジニア

    岩本 知宏

プロフィール
インターシステムズのセールスエンジニアとして、20年以上のキャリアを持ち、多様な産業の顧客を対象に、幅広い技術支援を行う。モットーは「迅速な実行環境の作成」。

開催概要

  • 開催日程

    2024.11.18(月)- 12/15(日)

  • 開催形式

    アーカイブ配信

  • 参加費

    無料

  • 参加対象者

    サプライチェーンに関わる企業の事業部責任者、開発責任者、情報システム部門の責任者

    ※本イベントは参加対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、参加対象者以外の方や協賛企業と競合する方などの申し込みはご遠慮いただいております

共催

  • 一般社団法人 インターシステムズジャパン
  • 東洋経済新報社

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東洋経済新報社 セミナー事業部
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