生成AI活用による運用管理の最前線

現代における企業活動では、あらゆる業種においてITシステムの整備、また円滑な運用が求められています。さらには、業務DX加速やクラウド活用が進むことで、ITシステムはますます複雑化し、運用が難しくなっていることに加え、労働人口減少による人材不足など様々な課題に直面しています。そのような状況下で、生成AIを始めとするAIの目覚ましい進化により、AIを活用してこれらの課題を解決できるのではないかという期待が高まっています。
そこで本フォーラムでは、複雑化する現代のITシステムにおいて、「生成AIを活用したこれからのITシステムの運用管理」をメインテーマに考察を深めます。また、日立製作所が提供する統合システム運用管理ツール「JP1」が、どのように皆さまの運用管理を支援できるかについて、最新情報を交えてご紹介いたします。特に生成AIの活用を通じて、JP1がどのように進化し、さらに効率的なシステム管理を実現するかについてもお伝えします。
JP1の販売開始から、今年で30周年を迎えます。また2019年以来、5年ぶりのリアル開催となる本フォーラムでは、直接皆様とお会いし、最新のソリューションを体験していただける機会を提供いたします。ぜひこの機会にご参加いただき、JP1の新たな可能性を体感してください。

※11月7日(木)にコングレスクエア日本橋で開催されたイベントのアーカイブ配信となります。一部内容を変更しております。

基調講演

約30分

中央集権的DXから自律分散型DXへ

  • 平野 未来 氏
  • シナモンAI
    代表取締役Co-CEO

    平野 未来

プロフィール
シリアル・アントレプレナー。東京大学大学院修了。在学中に創業し、2011年にmixiに売却。国内外の様々な賞を受賞。世界経済フォーラムが選出するヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)の2022年度クラスに選出。内閣官房IT戦略室本部員、内閣官房新しい資本主義実現会議有識者構成員をつとめ、2022年より経産省レジリエンス社会の実現に向けた産業政策研究会の座長就任など、複数の行政会議に就任。東京大学工学部アドバイザリーボード。三児の母。

特別講演

約20分

JPXが目指す運用における、JP1及び
生成AIの活用と期待

概要
JPXでは日本のマーケットインフラとしての責務を果たすべく、ビジネスモデルの変化やシステム運用を取り巻く環境の変化に対応しつつも、市場運営を行うシステムとして求められる特性を踏まえた運用管理を推進しています。本講演では、JPXが目指すシステム運用の姿について、ソリューションとなり得るJP1及び、生成AIの更なる活用に焦点を当てつつ、これまでの取り組みと展望についてご紹介します。
  • 田倉 聡史 氏
  • 株式会社日本取引所グループ
    常務執行役CIO

    田倉 聡史

プロフィール
1991年4月、東京証券取引所 入所。日本取引所グループIT企画部長、大阪取引所IT開発部デリバティブシステム部長を経て、2018年4月に東京証券取引所及び大阪取引所 執行役員、2022年4月にJPX総研 執行役員、2023年4月に日本取引所グループ 執行役(CIO) 、東京証券取引所 執行役員、大阪取引所 執行役員、JPX総研 執行役員を兼任。2024年4月に日本取引所グループ 常務執行役(CIO)(現任)、東京証券取引所 常務執行役員、大阪取引所 常務執行役員、JPX総研 常務執行役員を兼任。

共催講演

約30分

これからのITシステムの運用管理を支援するJP1およびJP1Cloud Service最新版のご紹介

概要
市場におけるビジネスモデルの変化やクラウドマイグレーションの潮流が加速し、ITシステムの運用管理が複雑化するなか、お客さまにご活用いただけるJP1およびJP1 Cloud Serviceの機能や特徴を、「複雑化したITシステムを管理するオブザーバビリティ」「ITSMと自動化によるシステムの運用統合」「クラウドネイティブ環境における業務システムの安定稼働」「効率的なIT資産管理とセキュリティリスクの軽減」の4つの観点から、最新版の情報も交えてご紹介します。
  • 高木 将一 氏
  • 株式会社日立製作所
    クラウドサービスプラットフォームビジネスユニット
    マネージド&プラットフォームサービス事業部
    クラウドマネージドサービス本部
    運用管理プロダクト&サービス部 部長

    高木 将一

プロフィール
2001年、日立製作所入社。統合システム運用管理ソフトウェア JP1 のネットワーク管理分野を担当し、IPv6やMPLSの管理製品を開発。2006年から2009年まで米国に駐在し、グローバル企業とのアライアンス、製品導入に従事。帰国後も一貫してJP1製品の開発、保守、アライアンスを担当し、近年は最新版JP1 V13の開発を推進。2023年より現職。

共催講演

約30分

JP1の描く生成AIを活用した
ITシステム運用の将来像

概要
ChatGPTの登場をきっかけに急速に活用が広がる生成AIをはじめとして、AIへの期待が高まっています。ITシステム運用の分野も例外ではなく、複雑化しているシステムの管理や労働人口減少によるIT人材の不足といった課題をAIの活用によって解決できるのではないかという期待が高まっています。本セッションでは、JP1における生成AIの活用例を交えながらJP1の描くITシステム運用の将来像についてご紹介します。
  • 吉田 雅年 氏
  • 株式会社日立製作所
    クラウドサービスプラットフォームビジネスユニット
    マネージド&プラットフォームサービス事業部
    クラウドマネージドサービス本部 本部長

    吉田 雅年

プロフィール
日立製作所に入社以来、ミッションクリティカルシステムを支えるミドルウェアや、システム運用管理ソフトウェアを中心とした製品・サービスの開発や新規事業の立上げを多数リード。また、お客様のIT運用のDXをご支援する案件にも従事。2024年度より、JP1事業全体を統括し、お客様システムの安定した運用を引き続き支えつつ、生成AI等の最新技術を取り込んだ運用の変革を実現するための活動を推進。

開催概要

  • 開催日程

    2024.11.25(月)- 12.22(日)

  • 開催形式

    アーカイブ配信

  • 参加費

    無料

  • 参加対象者

    経営層・役員、経営企画、IT・情報システム、運用管理・デジタル・DX関連を中心とした各事業部門の管理層

    ※本イベントは参加対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、参加対象者以外の方や協賛企業と競合する方などの申し込みはご遠慮いただいております

共催

  • 一般社団法人 日立製作所
  • 東洋経済新報社

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東洋経済新報社 セミナー事業部
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