【サイバーセキュリティ月間に再考する2025年のセキュリティ対策】サイバーセキュリティ月間に再考する2025年のセキュリティ対策

企業を取り巻くサイバー攻撃の脅威はいっそう高度化・巧妙化することが予測されています。政府では2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」とし、サイバーセキュリティに関する普及啓発を強化しています。本セミナーでは、このサイバーセキュリティ月間の時期に合わせて、情報セキュリティの最新対策と、サイバーレジリエンスのポイント、経営層が押さえるべき動向を解説。25年のセキュリティ戦略構築に向けた具体的なアクションプランを提示いたします。

開催概要

  • 開催日程

    2025.2.26(水)15:00-17:00

  • 開催形式

    オンライン/ストリーミング配信

  • 参加費

    無料(事前登録制)

  • 参加対象者

    経営層、経営企画、情報システム部門、セキュリティ対策担当の責任者および担当者

    ※本セミナーは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や競合の方などのお申込みはご遠慮いただいております。

主催

  • 東洋経済新報社

協賛

  • 日立ソリューションズ
  • キンドリルジャパン
  • ディープインスティンクト

基調講演

15:00-15:30

生成AIが加速する
サイバー
セキュリティービジネス

概要
生成AIは、全産業のITおよびOTシステムの デジタル化(DX)と構造変革を急加速させている。これまでのStove-&Pipe型のシステムのDe-Silo-ingが必須となり、地球上のすべてのシステムがCONNECTEDへと向かっている。既に、サイバー攻撃はビジネス化しており、ゼロトラストセキュリティを前提にしたActive Cybersecurityが実現されなければならない。特に、産業サイバーセキュリティビジネスが先端産業セグメントから本格化しつつある。
  • 江崎 浩 氏
  • 東京大学
    情報理工学系研究科 教授

    江崎 浩

プロフィール
1987年、九州大学工学部電子工学科修士課程修了。同年4月株式会社東芝入社。1990年より2年間米国ニュージャージ州ベルコア社、1994年より2年間米国ニューヨーク市コロンビア大学にて客員研究員。1998年10月より東京大学大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)、WIDEプロジェクト代表。MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)理事長、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会副理事長/運営委員会委員長、IPTVフォーラム理事長、JNSA(日本ネットワークセキュリティー協会)理事長、CSAJ(日本クラウドセキュリティー協会)会長。工学博士(東京大学)。

協賛講演

15:30-16:00

サプライチェーンを守る
サイバーレジリエンス戦略
~ランサムウェア対策の最前線~

概要
ランサムウェアによる被害が深刻化する中、企業の事業継続を支える「サイバーレジリエンス」の強化が急務です。ランサムウェアの脅威は、もはや一企業の問題ではなく、サプライチェーン全体に関わる経営課題と言えるでしょう。本セッションでは、ランサムウェア攻撃の脅威と企業がサイバー攻撃に対して事業継続の観点でどのように備えるべきか、具体的な事例を交えわかりやすく解説します。
  • 扇 健一 氏
  • 株式会社日立ソリューションズ
    セキュリティソリューション事業部 企画本部
    チーフセキュリティエバンジェリスト
    Security CoE センタ長
    早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 
    非常勤講師

    扇 健一

プロフィール
プロフィール詳細早稲田グローバルエデュケーションセンター非常勤講師。20年以上にわたり開発から導入までセキュリティ関連業務に従事し、特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会やVirtual Engineering Communityなどのセキュリティ関連団体において社会貢献活動も行う。ダイワボウ情報システム株式会社 PC-Webzineにてセキュリティ記事「CYBER GUARDIAN」連載中のほか、著書に技術評論社『今さら聞けないIT・セキュリティ必須知識 クイズでわかるトラブル事例』がある。

協賛講演

16:00-16:30

CIOとCISOの協働で実現する
サイバーレジリエンシー
〜地政学リスクを理解し、
有事に対する組織と対策を考える〜

概要
デジタル変革の加速により、サイバーレジリエンスは企業の経営層の最重要事項となりつつあります。海外ではDORAやSEC 、日本でも金融庁ガイドラインなど、激しくなるサイバー攻撃に対応するため、各国でガイドラインの制定なども進んでおります。様々な種類のインシデントが起きた場合に、ビジネスの継続性を担保するためには、具体的な対策をシステム全体に組み込んでおくだけでなく、サイバーレジリエンスに優れた戦略・組織体制を整えておくことが必要です。本講演では、IT部門や情報セキュリティ部門を含めた組織や人の在り方から、備えておくべきソリューション、プロセスの事前整備においてのポイントを、ユースケースを交えてご説明します。
  • 小林 勝
  • キンドリルジャパン株式会社
    コンサルティング&ソリューションデザイン事業部
    セキュリティビジネス推進部
    マネージャー/コンサルトパートナー

    小林 勝

プロフィール
長年、グローバルICT環境の企画・開発に従事し、日本アイ・ビー・エム、キンドリルジャパンでは一貫してセキュリティコンサルティングサービスを提供。現在はコンサルトパートナーとして、お客様のサイバーレジリエンスの高度化に貢献。グローバルセキュリティガバナンス、グローバルCSIRT構築、レギュレーション対策を得意とする。IPA 情報セキュリティ10大脅威選考会委員。グローバルサプライチェーンリスクマネジメントの啓蒙活動やセミナー講師も務める。主な著作に『ゼロトラストアーキテクチャ』『パスキー実践ガイド』(共に、共著、シーアンドアール研究所)がある。

協賛講演

16:30-17:00

Dark AIという新しい脅威
〜生成AIを悪用したサイバー脅威と
セキュリティ対策の最新トレンド〜

概要
すでにビジネスでの活用が始まっている生成AIやLLM技術ですが、サイバー脅威の中でもこれらを活用した攻撃が確認され始めています。AI技術を中心にした最新の脅威トレンドやサイバー攻撃への悪用例、 また同様に生成AIを活用した新しいセキュリティ技術などを紹介していきます。
  • 乙部 幸一朗 氏
  • 米国 Deep Instinct
    アジア太平洋地区 セールスエンジニアリング担当
    バイスプレジデント

    乙部 幸一朗

プロフィール
名古屋大学工学部卒。日本の電気メーカーでネットワークエンジニアとしてキャリアをスタートさせたのち、チェックポイントやネットスクリーン(現ジュニパーネットワークス)などの外資系セキュリティメーカーでシステムエンジニアとして、主に日本やアジア地域の企業向けに従事。パロアルトネットワークスではアジアで最初の技術者として日本法人設立前から参画し、8年間に渡って日本でも技術責任者を務めた。前職では、Cylanceで日本の最高技術責任者を務めており、ネットワークからエンドポイントまでサイバーセキュリティにおける幅広い知見を持ち、エヴァンジェリストとして業界や各種団体の講演やセミナーなどでも活躍している。

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※録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます
※講演内容や配信時間につきましては予告なく変更になる可能性がございますので、あらかじめご了承ください

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東洋経済新報社 セミナー事業部
mail: corporate@toyokeizai.co.jp