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AD2025.08.22

 

ビジネスもアスリートであれ不屈の自己管理術

「継続的に結果を出す」勝者が持つ習慣と精神

#9 リーチマイケル

長年にわたり日本ラグビー界を牽引し、チームの絶対的な支柱として活躍を続けるリーチマイケル選手。ベテランの域に達してもなお、彼を突き動かし、圧倒的な成果へと導くものは何か。「年齢を言い訳にしない」「感覚ではなくデータで管理する」「トップに居続けるには継続的な進化が必要」──。彼の言葉の一つひとつに、“勝ち続ける人の哲学”が込められていた。

text:Hiroyuki Yokoyama photo:Koichi Imai
制作:東洋経済ブランドスタジオ

勝ち続けるために必要なのは
「チャレンジャーとしての再起動」

リーチマイケル氏

2022年に開幕した日本ラグビー界の頂点を決めるリーグにおいて、東芝ブレイブルーパス東京は初の2連覇を果たした。この偉業達成を力強くリードしたのが、2季連続でキャプテンを務めたリーチ選手である。

その勝利は偶然ではなく、必然だったのだろう。しかし、長きにわたって活躍し、数多くの経験を重ねてきたリーチ選手にとっても、連続での優勝は決して容易ではなかったと打ち明ける。

「一度優勝すれば多くの選手が達成感に浸り、慢心してしまう。でもそこで満足してしまえば、チームは進化できない。だからこそ2年目は、『もう一度チャレンジャーになる』という意識をチーム全体で共有しました」

前シーズンの成果は一度忘れ、あえてゼロからの出発を強調。「さらに強くなるにはどうすべきか」を問い続けた。そのメンタリティーをチームで共有し取り組んできたことが、快挙につながった。

重視したのは試合のパフォーマンスだけではない。「月曜から土曜までの流れの中でどのフェーズに重点を置くかを細かく設計し、準備の質を上げる」と言い、キャプテンとして練習メニューの意図や目的をメンバーに伝えながら、準備段階でのクオリティーに徹底的にこだわった。さらに「若手でもベテランでも気軽に話し合って壁をつくらない」という信条の下、チーム内で強固な信頼関係を醸成していったことも、偉業達成の礎となった。

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年齢を重ねて、 なお「発展途上」で あり続けるために

リーチマイケル氏

リーチ選手の圧倒的なキャプテンシーは、結果を出し続けていることに裏付けされている。36歳、トップ選手としてベテランと呼ばれる年齢に至るも、チーム随一の練習量を継続。リーグナンバーワンのタックル数と成功率でベストタックラーにも選ばれた圧倒的なディフェンスで、ゲームの流れを支配する存在だ。

「自分自身がプレーで信頼されなければなりません。キャプテンは実力があって初めて成り立つのです」

単に年長者として上に立つのではなく、実力によってメンバーを牽引。勝利への意思を行動で示してきた。

そうしたリーチ選手の不断の努力は、最新のスポーツ科学に基づく徹底した自己管理によってなされている。筋肉量を維持するため、どんな状況でも3日以上空けることなくトレーニングを実施。練習の強度も根性論に頼らず、低・中・高強度をバランスよく取り入れる。そうした自身の肉体や精神に対するスマートなアプローチは、ガーミンのスマートウォッチによって支えられているという。

「“やればやるほど強くなる”という昔ながらのメンタルも大事です。しかし過剰な負荷は、実際には逆効果になってしまいます。ガーミンの時計を着けていれば、そうしたときに『オーバーワーク』だと教えてくれるので、意識的に休めるのです」

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「感覚に頼らない判断」が、 成果を出し続ける力を与える

現在、リーチ選手が愛用しているスマートウォッチが「fēnix 8 Sapphire AMOLED」だ。ガーミンが誇る高度な計測技術を余すところなく盛り込んだフラッグシップGPSウォッチで、リーチ選手はラグビーの試合や充電時以外、昼夜にわたって装着しているという。

「いちばんの魅力は、感情を排除できること。トレーニングしていて『今日は頑張った』と思っても、心拍数や運動量のデータを見ると『全然足りてない』とわかります。そうした感覚とのズレを正確に補正することで、トレーニングの質を高めることができます」

身体のエネルギー残量を測定する「Body Battery」、睡眠の質を数値化する「睡眠スコア」、心拍変動から身体の状態を評価する「HRVステータス」──それらの数値を見ながら「今日はもう少し高負荷なトレーニングを追加しよう」「今夜はいつもより睡眠時間を30分延ばそう」と判断を下す。自分自身を監督の視点で見つめ、適切なアプローチを選び続けている。

また、「fēnix 8 Sapphire AMOLED」は自己管理を促す高度なデバイスであるだけでなく、仲間とつながるツールとしての価値も備えている。リーチ選手に感化されてガーミンの時計を愛用する選手が増えており、トレーニングデータを共有してコメントし合うコミュニティーがチームの内外で自然と広がっているという。

「お互いの数値を見ると刺激になるし、サボれない(笑)。『アイツ今日はこれだけやっているんだ』とわかると、自分も頑張ろうと思える。こういう横のつながりが、全体の意識を引き上げてくれるのです」

正確なデータや、他のユーザーとのつながりが、やろうと決めたことを習慣にする手助けをしてくれる。リーチ選手は長年使い続けてきた経験から、ガーミンの時計はアスリートだけでなくビジネスパーソンにとっても大きな武器になると確信している。

「ビジネスの現場も、結局は自己管理がものをいうのではないでしょうか。睡眠やストレスが仕事の質を左右しますが、『fēnix 8』を使えばそれらを可視化できます。自分の状態を正確に把握できれば、最大限のパフォーマンスを発揮できるはずです」

感覚に頼らず、自分を整える。その姿勢が、リーチ選手の求める「成果を出し続ける力」の本質なのだろう。

「こうした先進テクノロジーを有効活用していけば、私たちはさらに上を目指せるはずです。世界で通用する選手やクラブをもっと増やしていきたい。それにはまず、私自身が一つの手本となる必要があるでしょう。スポーツ科学は日々進化していますし、ベテランといわれる領域に入った今も成長できていると感じています。今がいちばん楽しいですね」

リーチマイケル氏
リーチマイケル氏

リーチマイケル

1988年10月7日、ニュージーランド生まれ。5歳からラグビーを始め、15歳のときの2004年に北海道・札幌山の手高校に留学。東海大学へ進学し、在学中の2008年に日本代表入りを果たす。2011年に東芝ブレイブルーパス(現・東芝ブレイブルーパス東京)に入団。2013年、2023年、2024年シーズンはキャプテンとしてチームを牽引した。日本代表としてラグビーの世界大会には4大会連続で出場。2025年現在も日本代表として活躍している。

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