Garmin

AD2021.06.30

 

ビジネスもアスリートであれ不屈の自己管理術

「アップデートを果たすべき時が来ている」

#1 弘兼憲史

ビジネス漫画の金字塔「島耕作」シリーズやさまざまな人間模様を描いた「黄昏流星群」など、1976年のデビュー以来多くの名作を生み出してきた漫画家・弘兼憲史氏。深い洞察力に基づく緻密な心理描写で、人間社会を描き出してきた。47年にも及ぶ創作活動の原動力は何なのか? さらには、仕事の取り組みやスタイルについても話を伺った。

text:Hiroyuki Yokoyama photo:Yuji Kawata
制作:東洋経済ブランドスタジオ

仕事のパフォーマンスを
毎日維持する秘訣

仕事のパフォーマンスを毎日維持する秘訣

月に何本もの連載を抱える売れっ子漫画家の弘兼憲史氏。仕事のルーティーンは、40年以上ほとんど変わっていないという。9時に起きてシャワーを浴び、12時には喫茶店やファミレスで昼食をとりながらアイデアをまとめ、スタジオに入るのが14時ごろ。それから丸々12時間ほど仕事をし、午前3時に帰宅してからは1時間ほど映画鑑賞やお酒を嗜む。自由業ゆえ、土日だからと休みを取ることもない。

これほどの熱意をもって仕事に打ち込める理由は、ただ「人を喜ばせたい」からだ。

「『読者に何を伝えたいですか?』とよく聞かれるのですが、特別考えたことはないんです。製作時の心境や湧き上がった想いを、その都度描いているだけ。根幹にあるのは、みなさんが喜んでくれるエンターテインメントを作りたいという気持ちですね。それに僕は漫画という仕事が本当に好きで、『疲れたから休みがほしい』と思ったことがないんです。ハワイへ遊びに行ってもしだいに退屈になって、仕事場の机の前に座ったときに安らぎを感じるほど。1本作品が完成すれば、すぐに次に着手したくなる。チェーンスモーカーみたいですね。『やっと終わったから飲みに行こう』とも思わないんです」

名作を次々に生み出しているワケはそうしたモチベーションの高さに加え、時間管理術にもある。作業にかかる時間をページごとに5分単位で正確に見積もり、原稿の隅に終了予定時刻を鉛筆書きしていく。電話など突然の用件が入らなければ、予測に誤差はほとんど生じないという。

「漫画家は締め切りに追われる仕事。時間は常に気にしていて、僕の場合は腕時計で確認しています。わざわざ掛け時計に目をやるのは手間ですから。原稿を書きながら頻繁に腕元に目をやり、予定通り進んでいるかを絶えずチェックしています。本当に腕時計が手放せなくて、ベッドの上でも着けていますよ」

仕事のパフォーマンスを毎日維持する秘訣

中学生のときに親からプレゼントされて以来、いつも腕時計を着けるようになったという弘兼氏。現在もその日のコーディネートやTPOに合わせられるよう、複数のモデルを所有している。

「腕時計は男が着けられる、唯一といっていいアクセサリー。もちろん指輪やピアスもありますけど、ビジネスを含めたあらゆるシーンで利用できるのは腕時計くらいですから。また、腕時計は自分自身のステイタスを象徴させる役割もあります。『課長 島耕作』では、主人公・島耕作の上司だった中沢が社長に大抜擢された際、腕時計を安物から高級品に変えるよう会長から諭されるシーンを描きました。これまでと違うステージに立つことを印象づけたもので、やはり好むと好まざるとにかかわらず、腕時計は持ち主を映し出す鑑になるものです」

そうした意味で弘兼氏がちょっとした興味を抱いているのが、スマートウォッチだ。

「腕時計は自分のステージに合ったものを身に着けるのが大切で、高級ブランドならよいというわけでもありません。何百万円もする腕時計を若造が着けていたら、ちょっと反感を買ってしまいますよね。かといって2~3万円のカジュアル時計は学生っぽいし、チープな印象になってしまうでしょう。40代くらいまでなら、あえて従来のヒエラルキーにはなかった新興のスマートウォッチを着けるという選択もありだと思っています。機能や使い勝手を重視する今の世情に合っていますしね」

新たな時代にふさわしい ビジネスウォッチ

新たな時代にふさわしいビジネスウォッチ

弘兼氏の気を引いたのが、ガーミンのハイエンドスマートウォッチである「fenix 6 Pro Dual Power Ti Carbon」だ。スマートフォン上のスケジュール通知やメッセージ通知を受け取れる上、心拍数やステップ数の記録、マルチスポーツアクティビティへの対応と、ビジネスだけでなくあらゆるシーンをカバー。なにより、ADLC(アモルファスダイヤモンドコーティング)を採用したケースやメタルブレスレットは格調が高く、ビジネスにも映える。

「画面は1.3インチもあって、わかりやすいのがいいですね。チタン素材で驚くほど軽いのに、見た目は重厚感がありますし。これを着けていれば、デキるサラリーマンというふうに見せられると思います」

もうひとつ気になったというのが、ガーミンの「MARQ Golfer」。今回の取材で、着用して撮影させてもらったモデルだ。さまざまなスマートウォッチ機能を備えた上で、世界の42,000以上のゴルフコースの収録、プレイ内容の記録やバーチャルキャディ機能など、先進技術でゴルフをサポートする。

弘兼氏は36歳のときからゴルフにハマり、ハンディキャップは16以内の腕前。「最近は忙しくてあまり行けていない」と話すが、それでも年に20回はグリーンの上を踏みしめている。『島耕作』をはじめ、著作の中にゴルフを描いたシーンも数多く登場している。

「ゴルフって不思議で、審判がいないんですよね。自分が審判。他人が見ていないときはズルしようと思えばいくらでもできるけど、誘惑に負けたら罪悪感がものすごいことになる。詰まるところ『自分の邪悪な心との戦い』。実に面白いスポーツだと思いますよ」

「MARQ Golfer」は収録データと高精度のGPSを備え、ピンフラッグまでの正確な距離を計測可能。「レーザー距離計も持っているが、この腕時計のほうが便利そう」だと話す。また1打ごとの記録も残り、スマートフォンと連動させればすぐにプレイバックできるため、「ラウンド後の『アフターゴルフ』がさらに楽しくなりそう」との感想ももらした。

新たな時代にふさわしいビジネスウォッチ

新たな選択肢として頭角を現してきたスマートウォッチ。実は、弘兼氏は20年以上も前に『黄昏流星群』の中で類似するデバイスの存在を描き、一足先に未来を予測していた。

「いよいよ、こうした腕時計が出てきたなと感慨深いものがあります。特に新型コロナウイルスが蔓延し、世の中がドラスティックに変化していく今、人類は知恵を使ってあらゆるものをアップデートしていなければなりません。実際にペストやコレラといったパンデミックが起きたあと、世の中のシステムは大きく変化していますから。新しいビジネスが生まれ、働き方やビジネスにふさわしい装いも多様になっていくと思います」

ガーミンのスマートウォッチも、新たな時代のスタンダードとなっていく。

新たな時代にふさわしいビジネスウォッチ
  • fēnix 6 Pro Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Carbon Gray DLC Ti
  • fenix 6X Pro Dual Power

Garmin
fēnix 6 Pro Dual Power Ti
Carbon Gray DLC /
Carbon Gray DLC Ti

15万4000円

詳細はこちら
  • MARQ Golfer
  • MARQ Golfer

Garmin
MARQ Golfer

28万6000円

詳細はこちら
弘兼憲史

弘兼憲史

1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業(現パナソニック)に入社。のちに漫画家として独立し、1974年「風薫る」でデビュー。 人生、人間、社会についての縦横無尽な洞察が特徴で、「人間交差点」で小学館漫画賞(1984年)、「課長島耕作」で講談社漫画賞 (1991年)、「黄昏流星群」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2000年)、このほか日本漫画家協会賞大賞(2003年)や紫綬褒章受章(2007年)を受賞。漫画以外の著作も多数。

TOYO KEIZAI BRAND STUDIO